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「旭正宗」で知られる内木酒造で酒蔵見学会 県内外から80人 旧浦和市に残る唯一の酒蔵

5/23(水) 10:31配信

埼玉新聞

 「旭正宗」の銘柄で知られる埼玉県さいたま市桜区西堀の蔵元「内木酒造」で20日、酒蔵見学会が行われた。県内外から約80人が参加し、酒造りの奥深さを学んだ。

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 内木酒造は江戸中期の1775(安永4)年創業。旧浦和市に残る唯一の酒蔵で、荒川水脈と県産酒米「さけ武蔵」などを使い、日本酒を仕込んでいる。見学会は桜区が地域資源を知ってもらうために企画し、今年で3回目。昨年、店舗兼主屋と離れが国登録有形文化財に選ばれたことを記念し、建物を紹介する写真パネルも展示された。

 見学会は1時間置きに4回行われた。同社の内木滋郎社長(78)が酒蔵の歴史や日本酒の特徴について説明した後、蔵の中へ。蒸した米に麹(こうじ)菌を繁殖させる「麹室(むろ)」や、仕込みに使う巨大な発酵タンクなどの設備を見学した。

 日本酒好きの妻淑恵さん(42)に誘われて初めて参加したという桜区の会社員川口晃平さん(39)は「手作業で日本酒を仕込んでいる点に感心した。試飲もできて楽しかった」と満足げ。

 内木社長は「近年のブームで日本酒への関心は高まっている。酒造りの現場を知ってもらうため、来年も開催したい」と話していた。

最終更新:5/23(水) 10:31
埼玉新聞