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元恋人を結婚式に招待するのも悪くない?ヘンリー王子夫妻の結婚式が証明

5/26(土) 8:04配信

The Telegraph

【記者:FLIC EVERETT】
 テレビドラマの「ザ・クラウン(The Crown)」の視聴者たちはご存じだろうが、かつての英王室の結婚式では元交際相手たちが招待されなかったばかりか、その存在さえなかったことになっていた。

 だが70年が経ち、物事は劇的に変化した。英ヘンリー王子(Prince Harry)とメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex、36)の結婚式では、ヘンリー王子のガールフレンドだったチェルシー・デイビー(Chelsy Davy)さんとクレシダ・ボナス(Cressida Bonas)さんの姿があった。ヘンリー王子は、デイビーさんやボナスさんをはじめとするかつての恋人たちと今も良好な友人関係にあると伝えられており、メーガン妃も、こうした華やかで成功している女性たちを自身の親しい友人たちの間に迎え入れることができるほど自信に満ちている。

 彼女たちを隠せるほど大勢の招待客がいるロイヤルウエディングではうまくいくかもしれないが、そうではない結婚式で、元交際相手を招待することは本当に良いアイデアと言えるだろうか?

 英オンラインサイト「chillisauce.co.uk」が2014年に行った結婚式に関するアンケート調査によると、全体の3分の2のカップルが、元恋人を招待してもよいと回答。招待するかもしれないと答えた男性は、女性の2倍に上った。
 
 このうち、「パートナーがどう感じるかにかかわらず」元恋人を招待するつもりと答えた自己中心的な男性は31%だったのに対し、パートナーの同意があれば招待したいという男性は50%だった。そして(おそらくすぐに離婚することになるだろうと思われる)4%の男性は、自分は元恋人を招待するつもりだが、パートナーにはそうさせないと回答した。

 近年ソーシャルメディアの普及に伴い、かつて恋愛関係が自然消滅した元恋人たちが親しい間柄で居続けることが可能となった。また恋人同士が後に結婚する場合、自身が新たに見つけた幸せの立会人として、かつてベッドを共にした相手を招待することが社会的に受け入れられるようになっている。

 ライターのエマ・ヒューズ(Emma Hughes)さんは、「元恋人とは大学時代に知り合いました。彼は今も良い友達ですし、末娘のゴッドファーザー(後見人)なんです!」と語る。

 だが新郎新婦の中には、結婚相手とかつて人生を共有していた人物が式場のどこかにいて、昔の楽しかった日々を思い出しているかと思うと気が気ではないという人もいるだろう。

 だが元恋人は、かけがえのない存在でもある。というのも、ずっと以前からの知り合いであり、過去との甘い橋渡し役となってくれるからだ。

 1997年に挙げた自身の結婚式に元恋人を招待したというリン・ウォルシュさんは、「最大の理由は、彼が私の父のことを知っていて、とてもよくしてくれたから。父は1990年に亡くなりました。夫は父に会うことができなかったので、父の思い出を話せる人物を招待したことを、夫はとても喜び、感動していました」と語った。

 新郎新婦が、長年の疑惑や嫉妬を払拭して元恋人を歓迎できるかもしれない一方で、他の招待客はあまり心穏やかでいられないこともある。

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最終更新:5/26(土) 8:04
The Telegraph

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