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札幌時計台6月から改修 10月まで見学不可能に

5/27(日) 9:39配信

北海道新聞

 国の重要文化財の札幌市時計台(中央区北1西2)が6月1日~10月末に外部改修工事を行うため、外観が見えなくなる。休館で内覧もできない。完成から140年を迎える札幌のシンボルだが、見学や記念撮影はしばらくお預けとなる。

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大規模改修は20年ぶり

 市によると、大規模改修は1998年9月に終えて以来20年ぶり。6月中旬から足場を組み、全体を薄い保護シートで覆う。外側の建材を補修し、白い壁や赤い屋根のペンキを塗り直す。内装や展示は変えない。

 当初は2020年度に改修予定だったが、劣化が著しいため市が時期を早めた。事業費は約5千万円。

「雨雪による傷みが激しい」

 外国人観光客の増加を受け、17年度の来館者数は約22万5千人。2階講堂は夜間に貸しホールとしてコンサートやイベントでも使われる。市のボランティアとして10年近く館内を案内する畠山康正さん(88)=同市東区=は「140周年で記念事業の開催や旅行会社の誘客もできたのに残念だ」と話す。

 市文化財課は「雨雪による傷みが激しい。理解を求めたい」と話す。11月から一新した建物がお披露目される。

北海道新聞

最終更新:5/27(日) 9:54
北海道新聞