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コカ・コーラ社がレモンサワーに挑む理由 「檸檬堂」シリーズ3品発売

5/28(月) 12:31配信

食品産業新聞社ニュースWEB

〈九州限定で発売 配布イベントは行列に〉

コカ・コーラシステム初のレモンサワー専門ブランド「檸檬堂(れもんどう)」(350ml缶、150円税抜)が5月28日から九州地区限定で発売されている。日本では初、全世界のコカ・コーラ社の中でも珍しいアルコール飲料の誕生となる。

5月26日に福岡市で行われたサンプリングイベントにはすぐに行列ができ、用意していた6000本がほぼなくなったという。蒸し暑かったこともあり、持ち帰らずにその場で飲んでいく人も多かった。飲んだ人たちからは、「レモンの味がしっかりする」「アルコールの薬品ぽさがなくていい」「これが噂のコカ・コーラが作ったチューハイか」などの声が上がっており、注目が高まっている。

〈市場を牽引する“レモンサワー”を選択 果汁飲料の技術を活用〉

なぜ、レモンサワーを選んだのか。日本コカ・コーラのマーケティング&ニュービジネス本部のパトリック・サブストロームマネジャーは、「アルコール飲料を開発するにあたり、居酒屋を巡ってみるとレモンサワーを出す店が繁盛していました。しかも、どれも個性的でおいしい。缶チューハイ市場でもレモンフレーバーは最も良く飲まれていて、市場全体の成長を牽引していることから、レモンサワーで参入することに決めました」とする。

なお、2017年の国産低アルコール飲料の出荷量は、前年比10.1%増の108万klとなり、10年連続の増加で過去最高を記録した(日本洋酒酒造組合の出荷数量をもとに算出)。

新商品は、レモンとお酒のうまみをより感じられるように、製法にもこだわり、レモンをまるごとすりおろして使用する「前割りレモン」を採用している。コカ・コーラ東京研究開発センターの製品開発コーヒーグループの横山明幸プロダクトマネジャーは、「コカ・コーラ社がお酒を出す意味はどこにあるのか、と自分なりに考えました。その結果、コカ・コーラ社がこれまで培ってきた果汁飲料の技術を、アルコールとうまく組み合わせたらいいものが生まれるのではないかという考えに至ったのです」とした。

このレモンを皮ごとすりおろし、あらかじめアルコールで漬けてなじませる「前割りレモン」の製法は、「ある居酒屋で教えてもらい、これを再現したいと思いました」としている。

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