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同性を愛するということ 勝間和代のカミングアウト

2018/5/28(月) 10:58配信

BuzzFeed Japan

同窓会がきっかけの偶然の出会い

その女性のことを知ったのは、2015年12月。高校の同窓会でのことだった。

雑談の中で恩師が、その年の11月に渋谷区の同性パートナー制度第1号になったのは、この高校の卒業生だと口にした。

そんな子もいるんだ。そういうニュースもあったな、と軽く聞き流した。

1ヶ月も経たないうちに、友人がフェイスブックにあげた写真に、その女性が写っているのを見つけた。

この人知ってるよ、高校の後輩なんだよ、と何の気なしに書き込んだ。

その友人の紹介で、勝間は増原裕子と知り合った。

レインボープライドへ

増原はレズビアンであることを公表し、LGBTに関する情報を発信する企業「トロワ・クルール」を設立したアクティビストだ。同性パートナーシップ1号の登録相手である東小雪と公私共に活動していた。

増原にとっては、勝間はその著作を読み、働き方について学んできた尊敬の対象。東と共に勝間の家の食事会に招かれ、勝間が運営するサロン「勝間塾」にも参加するようになった。

勝間にとっては、ほとんど知らなかったLGBTの世界。増原に誘われ、日本最大のLGBTイベント「東京レインボープライド」の見学にも行った。

LGBT当事者や、その存在を理解し、支え合う仲間たちが集う祭典。渋谷の街を行進するパレードにも参加し、多様性の素晴らしさを訴える列に加わった。

「実は私も...」

「パレードのことも全然知らなかったんです。日本も随分変わったんだって、驚きました。開放的で、みんな、楽しそうで」

勝間塾でも増原が入ったことをきっかけに、LGBTに関するセミナーを開いた。すると、メンバーの中で「実は私も」と当事者であることを明かす人が出てきた。

2015年の電通ダイバーシティ・ラボの調査によると、LGBTを含む性的少数者に該当する人は、調査対象者の7.6%。13人の1人の割合だ。左利きの人や、AB型の人と同じくらいいる計算になる。

特別なことでもなければ、隠すことでもない。そして、世界では続々と同性婚が合法化されていく。そういうことを、勝間は増原を通じて学んでいった。

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最終更新:2018/5/29(火) 9:29
BuzzFeed Japan

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