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アクティブシニアサポート注目素材、ビタミン・ミネラル、アミノ酸から植物性素材まで

5/29(火) 12:11配信

健康産業新聞

総人口の4人に1人以上が65歳以上の高齢者という超高齢社会にあるわが国。なかでも、75歳以上の後期高齢者の増加が目立っている。そんな中、業界内外では健康寿命の延伸を達成するうえで不可欠なロコモティブシンドローム(運動器症候群)対策に注目が集まっており、サプリメント市場も広がりを見せている。

健康産業新聞(UBMジャパン)

ロコモティブシンドロームを予防する食品素材として、骨の健康維持にはカルシウム、マグネシウムをはじめとしたミネラル類のほか、ビタミンD3、ビタミンK2、コラーゲンペプチド、ハーブ系素材などが有用であることがわかっている。また高齢者の筋量の維持については、HMBやロイシン高含有のアミノ酸、タンパク質、イミダゾールジペプチドといった成分の摂取が重要視されている。アミノ酸や核酸を含むプラセンタやフランス海岸松のピクノジェノールなどに関する機能性研究が進む。滋養強壮のイメージが強いローヤルゼリーに関してはジャパンローヤルゼリーが独自のノウハウを用いてプロテイン素材として製品化した。

筋肉サポートの成分は、スポーツ栄養分野でもなじみのものが多いが、メーカー各社はアスリートやスポーツ愛好家で得た知見を横展開するとともに、シニア特有の行動分析に基づき骨や骨格筋の維持、さらには口腔機能の減弱(オーラルフレイル)を防ぐための提案を行っている。

栄養と運動を用いた包括的な取組みには、寝たきりを防ぐということのみならず脳機能との関連性(栄養素でいえば特にビタミンDやイミダゾールジペプチドなど)も研究により指摘されており、エイジングケアという観点からも広範なユーザーニーズに応えられるものとして一層の市場活性化が期待されている。

最終更新:5/29(火) 12:11
健康産業新聞