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安全協定の勉強会実施へ 浜岡原発4市対協理事会

5/30(水) 8:48配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の地元4市(御前崎、牧之原、掛川、菊川)でつくる浜岡原発安全等対策協議会(4市対協)の理事会が29日、御前崎市内で開かれ、中電や県と結ぶ安全協定のあり方に関する勉強会を担当者レベルで実施することを決めた。

 東海第2原発(茨城県)を運営する日本原子力発電と立地する東海村、周辺5市が3月、再稼働の事前了解を対象にした安全協定を全国で初めて結んだことを受けた。ただ、御前崎市の柳沢重夫市長は理事会後、現行の安全協定は見直さない考えも示した。

 理事会は総会に先立ち非公開で行われた。柳沢市長によると、掛川市の松井三郎市長から勉強会開催の提案があった。6月以降に集まり、浜岡原発と東海第2原発の安全協定の違いなどを学ぶ。

 中電と4市の安全協定は旧浜岡、御前崎、相良町が1971年に締結し、その後、合併などを経て4市が2007年に結んだ。再稼働の事前了解に関する記述はないが、4市は必要に応じて浜岡原発への立ち入り調査や対策の要求ができることが明記されている。

 柳沢市長は「勉強会は理解を深める上でよいこと。長い歴史がある現在の協定には事前の調査権も入っていて(再稼働の事前了解についても)実質的に担保されている。協定を変えることは考えていない」と述べた。

静岡新聞社