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札幌市LGBT公的認証 1年で42組 全国で最多

5/31(木) 11:05配信

北海道新聞

昨年6月から「パートナーシップ宣誓制度」

 札幌市は30日、LGBT(性的少数者)カップルを公的に認証する「パートナーシップ宣誓制度」を導入してから6月1日で1年を迎えるのを前に、宣誓したカップルが42組に上ることを明らかにした。制度開始から1年間の宣誓数は、札幌市が全国で最多。

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女性同士28組、男性同士13組、性同一性障害のカップル1組

 内訳は戸籍上の性別が女性同士28組、男性同士13組、生まれ持った体の性と心の性が一致しない性同一性障害のカップルが1組だった。同様の制度を導入後、1年以上経過したのは全国で5自治体ある。これまで開始後1年間で最も多かったのは、東京都世田谷区の38組だった。

 秋元克広市長は30日の記者会見で「制度への理解が広まりつつある。(LGBTに関する取り組みを始める)企業も増えており、効果が出ている」と話した。

 カップルに交付する受領証も6月から、これまでのA4判の紙タイプに加え、小型のカードタイプも用意する。「緊急時に関係性を証明できるよう受領証を携帯したいが、サイズが大きい」との声が寄せられたためという。(鹿内朗代)

LGBTとは

 レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(生まれ持った体の性に違和感を感じる人。性同一性障害を含む)の四つの英語の頭文字を取った言葉。日本では13人に1人の割合で存在するとされる(2015年電通調査)。さらに性を巡っては、LGBT以外にも、男女どちらでもないと自認する人「Xジェンダー」、相手の心や体の性に関係なく恋愛対象と考える人「パンセクシュアル」、自分自身がどの性か、どの性を恋愛対象と考えるかが分からない人「クエスチョニング」などがいる。

北海道新聞

最終更新:5/31(木) 11:05
北海道新聞