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「時短」運動会に賛否両論 背景に家庭環境の多様化 愛知・安城市

6/1(金) 19:05配信

中京テレビNEWS

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 運動会に起きているというある変化を取材するため、キャッチ!のカメラが向かったのは、愛知県安城市。今年度の運動会について市の教育委員会に聞くと。

「(運動会を)半日で実施する小学校が増えているという現状があります」(安城市教育委員会)
 
 運動会の時間を短縮したというのです。なかには午前中で終え、昼食前に終了する運動会も。

 実際に運動会のプログラムを見せてもらうと、去年までは、綱引きや学年対抗リレーなど午前午後合わせて全部で15種目あります。

 しかし、今年は7種目。綱引きや台風の目が無くなり競技が半分になりました。さらに。

「開会式は(時間)短縮の工夫がすごくあって、いまは運動場の真ん中から入ってみたり、短くできるところは短くして、コンパクトにしている」(安城市教育委員会)

 なぜ、運動会の時間を短縮したのでしょうか。

 学校側は、理由のひとつとして子どもの熱中症対策あげています。

 さらには、共働きやひとり親世帯の増加などの家庭環境の多様化から、運動会の弁当作りなどで生じる保護者の負担を軽減したいという理由もあるといいます。

 この動きに、保護者は。

「朝、お弁当を作らなくてよくなったし、場所取りも前もって行かなくてもよくなったので、楽になって良かったと私は思っている」(保護者)
   
 賛成の声がある一方で。

「競技が減ったので寂しくなりました。(子どもは)弁当が食べたかったって言っていた」(保護者)

「つまらなかったんですよ。お弁当をみんなで食べることもないので、(午後も)あっても良かったかなと」(保護者)
 
 賛否両論の「時短」運動会ですが、安城市は。
   
「多様な社会といいますか、保護者も色んな状況の方がいる。子どももそうですし皆にとってより良い運動会を考えていってもらえたら」(安城市教育委員会)
 
 今年度、安城市内で「時短」運動会を実施した小学校は、去年に比べて4.5倍。取り組みは来年以降も続いて行くのでしょうか。

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