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原発見学、長短所勉強 御前崎市全小対象に開始

6/5(火) 7:48配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 御前崎市教委は4日、市内の全5小学校を対象に中部電力浜岡原発(同市佐倉)の見学会を始めた。電源立地市に住む子どもとしてエネルギー問題に自らの考えを持ってもらう狙い。

 市教委によると、校区内に浜岡原発がある浜岡東小は2017年度に独自に浜岡原発を見学したが、全小学校が実施するのは初。海抜22メートルの防潮堤などを見学する。建屋内には入らない。3校は6年生、2校は4年生が見学する。各校では火力や太陽光などさまざまな電源の特性も学び、エネルギー問題に理解を深めてもらう。

 同日は浜岡東小6年生49人が訪れた。中電の担当者から防潮堤前で延長(1・6キロ)や高さ、構造などの説明を受けた。5号機の中央制御室を模したシミュレータ室では、運転を疑似体験し出力を調整する方法を学んだ。同小は1年かけてエネルギー問題を学習する。

 6年生の男子児童は「原発はたくさん発電できるけど、放射能が出る短所もあることが分かった。いろんな電源のメリット、デメリットを勉強したい」と語った。

静岡新聞社