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岡本4番で一転…巨人が「二刀流」1位指名からベタ降り情報

6/5(火) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 2日のオリックス戦で4年目の岡本和真(21)が巨人の「第89代4番」に抜擢された。4日現在で打率.330、36打点、10本塁打。21歳で巨人の4番を張ったのは、あの松井秀喜以来である。待望の和製大砲の台頭で、今年のドラフト戦略に変化が起きそうだという。

 ドラフト1位候補で3日に春の近畿大会を制した大阪桐蔭の「二刀流」根尾昂(3年)のリスト外しだ。

 根尾はセンバツ決勝で打っては2安打1打点、投げては2失点で完投勝利。春の大阪大会決勝は満塁本塁打、完封。前日の近畿大会決勝でも3安打2打点、1失点完投という二刀流だ。今秋のドラフトでは話題性ナンバーワンの選手で、どちらかといえば、遊撃など野手としての評価が高い。当然、巨人の1位候補にも含まれる。岡崎スカウト部長は「根尾君、藤原君は順調なら上位に来る選手じゃないかな」と実力を認めているが、ここにきてベタ降りする可能性が出てきたという。

「21歳の岡本がこのまま4番に定着すれば、今秋の1位指名は高校生ではなく、補強ポイントで埋めたいのが球団の本音。昨年までは打てなかったが、今年は投手陣が苦しいという台所事情もある。チーム内で『1位は大学、社会人の即戦力投手』との声が大きくなっているようです」(球界関係者)

 ここまで巨人のチーム防御率はリーグ3位の3.94。4点台を行ったり来たりの「半壊」状態だ。今年は大学生投手が豊作。某球団のスカウトがこう言った。

「巨人はこの春、東洋大『150キロ右腕トリオ』の上茶谷、甲斐野、梅津に熱視線を送っています。3人ともスケールが大きい1位候補の大型投手。11日に開幕する大学選手権では巨人のスカウトが大挙することが予想されます」

 巨人の高橋由伸監督は今季、2年目で23歳の吉川尚も二塁のレギュラーとして起用。一方でエース菅野以外の生え抜き投手がなかなか台頭しない。4番岡本の成績次第では、1位指名を話題性の根尾から、即戦力の大学生投手にかじを切りそうだ。

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