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子犬へのトイレのしつけ方 すぐ覚えなくても叱らず、焦らず

6/5(火) 11:20配信

sippo

 犬のしつけと聞いて、多くの方がまず第一に思い浮かべるものに「トイレ」があると思います。吸収力のある子犬のうちに、きちんと覚えさせたいものです。ところが、トイレの場所を教えようにも、犬には言葉が通じません。迎えたばかりの子犬へのトイレのしつけ方や、食糞などトラブルへの対応についてご説明します。

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 犬と生活を送る上で、トイレのしつけは非常に大切です。トイレのしつけができていない犬は、部屋のあちこちで、おしっこやうんちをしてしまいますから、飼い主は毎日片付けに振り回されることになります。

 犬の中には、トイレは屋内ではなく、散歩中に済ませるという子もいるでしょう。確かに犬はもともと他の犬の排泄物の匂いのある場所に排泄する習性があるため、散歩中に排泄するようになると、室内では排泄しなくなる子も少なくありません。散歩中だけに排泄するようになれば、家の中で粗相をされる心配はありませんし、特別なしつけも必要ないかもしれません。

 しかし、外でしか排泄ができないというのも問題です。なぜなら、散歩に行けないときには排泄ができなくなってしまう可能性が高いからです。

 雨風などの悪天候、飼い主の外出や体調不良、犬がケガした場合など、犬との長い生活の間には、散歩に行けないこともたくさんあります。いろいろな状況に対応できる犬に育てるためには、どこにいても排泄ができるようにトレーニングしておく必要があるのです。

 トイレでの排泄を失敗するたびに、飼い主が不機嫌になったり、困ったりする様子を見せることは、犬にとってもストレスになります。犬のためにも、人間のためにも、犬の学習能力が高い子犬のうちに、しっかりトイレのしつけをしておきましょう。

トイレのしつけの進め方

 ここでは、トイレのしつけについて、順を追って説明していきます。

1. トイレの場所を決める
 トイレの場所を教えるためには、まず、適切な場所にトイレを設置する必要があります。

 一般的に、ベッドや食事場所などのスペースから遠い、部屋の隅などがトイレの場所として好まれます。しかし、それぞれの犬によって最適な場所は違いますから、実際にどこに置くかは、犬が日ごろどこで排泄したがるかなどを考慮して決めましょう。

 また、トイレに行きたくなったときに、すぐに行ける場所にあることも大切です。犬には、「トイレで排泄しなければいけない」という意識はありません。そのため、トイレが普段活動している場所から遠いと、わざわざそこまで移動しようとは思わない可能性があるからです。

2. トイレの場所を認識させる
 トイレの場所を決めたら、おしっこを少し付けたペットシーツを敷いておきます。おしっこのにおいをつけることで、子犬に「ここがトイレなんだよ」と教えることができるのです。

 このときに、「トイレの周りにペットシーツと似た素材の敷物を敷かない」ことが大事です。子犬がしっかりトイレの場所を覚えるまでは、犬が誤解をしやすい素材を周囲から取り除いておきましょう。犬にトイレをしつけるためには、まず、犬が失敗しないように環境を整えてあげることが大切です。

3. トイレで排泄したくさせる
 排泄をしているときは、「ちー、ちー」などと声をかけ、うまくできたら思いっきり褒めましょう。あらかじめご褒美のおやつやフードを用意しておいて、排泄した直後に食べさせてあげてください。飼い主に飛びついてきた後や、部屋を歩き始めてからでは、何についてのご褒美なのかが理解できません。「成功したら、すぐにご褒美」を合言葉に、家族全員で徹底するようにしてください。

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最終更新:6/5(火) 11:20
sippo