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伊調選手が練習再開 日体大拠点 協会副会長が明らかに

6/5(火) 10:45配信

北海道新聞

 【室蘭】日本レスリング協会のパワーハラスメント問題で動向が注目される五輪4連覇中で国民栄誉賞受賞、伊調馨選手(ALSOK)が、日本体育大の女子レスリング部練習場(東京)を拠点に練習を再開していることが4日分かった。

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 同大理事長で日本レスリング協会副会長の松浪健四郎氏が室蘭市内で北海道新聞の取材に答えた。

 日本レスリング協会の栄和人強化本部長(当時)からパワハラを受けた伊調選手は練習場所を失ったとされていたが、環境が整った。松浪氏は「2020年東京五輪の五輪5連覇に期待が持てる」と話している。

 松浪氏によると、伊調選手は日本代表などで指導を受けていたアテネ五輪男子フリースタイル55キロ級銅メダルの田南部力氏(後志管内岩内町出身)が日体大出身の縁で、今年4月から同大が練習場所を提供することになったという。

 33歳の伊調選手は16年リオデジャネイロ五輪で4連覇達成後、休養に入った。去就は明言せず、公式戦にも出場していない。自身もレスリングの五輪候補選手だった松浪氏は「(伊調選手は)8割方回復しパワー、スピードとも抜群。12月の全日本選手権で実戦復帰する見込み」としている。

 松浪氏は5日の道新室蘭政経文化懇話会のため室蘭入り。講演で詳細を明らかにするとしている。(横山清貴)

北海道新聞社

最終更新:6/5(火) 11:28
北海道新聞