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【コレだけニュース】訪日客に夜の「コト消費」を 大阪・ミナミでハシゴ酒?

6/6(水) 10:30配信

MBSニュース

外国人観光客は年々増加し去年は2869万人、大阪には1111万人が訪れていますが、1人当たりの支出は減っているといいます。そこで今注目されているのが「ナイトタイムエコノミー=夜の経済活動」です。日本には夜遊べる観光客向けスポットが少ないと言われてきましたが、大阪で広がりつつある夜のコト消費の現場を取材しました。

殺陣に時代劇にコントまで

ちょんまげ頭の侍が誘導する中、続々と人が集まる場所が大阪・キタにありました。今年2月にオープンしたその名も「侍かふぇ」。いったい何が行われているのかというと…

目の前で繰り広げられる大迫力の「殺陣」に観客を巻き込んだ参加型の「時代劇」。さらには日本人にはちょっと懐かしいコメディのネタも。約1時間に凝縮した激しいパフォーマンスを週3日、1日3ステージ披露する常設の劇場なんです。

Q.ありとあらゆる要素を詰め込んだなという…
「やってる側も詰め込みすぎや思う、大変ですけれども」(侍かふぇ 御竹龍雪さん)
Q.侍かふぇ開設のきっかけは?
「数年前からインバウンド(訪日旅行)の方に侍や忍者のショーを見せることが多かった。ただ最近、夜に観光客の方が楽しめるところがないと、いろんなところからお話をもらいまして、ないんやったらつくってしまおうと」
Q.インバウンド向けに工夫された部分は?
「『言葉通じなくてもわかる部分』とあえて日本語で通して、『わからないから面白い部分』とをいいバランスにするのがなかなか難しい」

この日のお客さんは日本に住む外国人、反応は上々のようです。

Q.きょうのショーは満足?
「満足 100%!」(ベトナム出身の女性)
「日本は16年住んでいますから、多少侍のことはわかりましたが、目の前のアクション初めてなので、昔の時代みたいな感じだった。おもしろかった」(イギリス出身の男性)

大阪で動き始めたナイトタイムエコノミー

大阪を訪れる外国人観光客の数は、年間1000万人を突破。大阪観光局はナイトタイムエコノミー=「夜間経済活動」対策の遅れを課題と捉えています。

Q.海外に夜あって、日本に夜ないものとは?
「いまの美術館・博物館・動物園、公的な管理のもとでは夕方以降に開いていない。例えば日本の古典的な芸能にしても夜間はやっていない。顧客からみると、サービスを受けられない、このミスマッチはいっぱいある」(大阪観光局 溝畑宏局長)

大阪観光局では、外国人観光客が夜の大阪を安心して楽しめるクラブやバーなど19店舗を認証。夜9時以降に使えるクーポンも作りました。

「安心・安全を担保してあげた上でお客様に提供していく。これを官民挙げて取り組んでいきたい」(大阪観光局 溝畑宏局長)

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最終更新:6/6(水) 10:55
MBSニュース