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北朝鮮の次はロシア? アメリカが米ロ首脳会談を計画、専門家は「それだけでプーチンの勝利」と指摘

6/6(水) 12:11配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

・アメリカとロシアはトランプ大統領とプーチン大統領の首脳会談を実施すべく、調整を進めている。

【画像あり】北朝鮮の次はロシア?

・専門家は現在のアメリカとロシアの関係を考えれば、米ロ首脳会談を開催しても、アメリカには得るものなど何もなく、失うものばかりだと指摘する。

・「だが、これがトランプ流の交渉術なのだろう」国務省の元関係者は言う。「アメリカ大使館をエルサレムに移転したが、その代わりに得たものなどない。北朝鮮に首脳会談の機会を与えたが、何も得ていない。イラン核合意からも離脱したが、何も得ていない。今回もいつもの通りだ」

ホワイトハウスとクレムリンはトランプ大統領とプーチン大統領の首脳会談の実現に向けて、初期の調整を進めている。ウォール・ストリート・ジャーナルが1日夜(現地時間)に報じた。

関係者によると、首脳会談の目的は2国間の長きにわたる緊張の緩和だという。

ホワイトハウスは今年3月に行われた電話会談で、トランプ大統領がプーチン大統領をワシントンD.C.に招待したことを認めていた。

米ロ首脳会談開催のニュースは、アメリカで2016年の大統領選をめぐるロシアの介入疑惑について、ロバート・ミュラー特別検察官による捜査が盛り上がりを見せる中で出てきた。ロシアによる選挙への介入だけでなく、同検察官はトランプ陣営がトランプ氏の指示によってモスクワと共謀したのか、2017年に捜査の存在を知ったとき、トランプ氏は司法妨害しようとしたのかどうかについても調べている。

アメリカとロシアの緊張は、2国間の直接対立にとどまらない。ロシアは隣国ウクライナへの攻撃を強め、シリア内戦ではアサド政権を支持し続けている。

同時に、モスクワは北京と接近している。これは、アメリカにとって悪い前触れだと専門家は指摘する。そして先週初め、ロシアのラブロフ外相は北朝鮮を訪れ、金正恩氏をロシアへ招待した。ラブロフ外相の訪朝は、6月12日に米朝首脳会談が控える中で行われた。

「ラブロフ氏は平壌で一体何をしていたんだ? 我々の邪魔をする以外にどんな利益があると言うんだ? 」ロシア政策に詳しい元国務副次官補リチャード・カウラリック(Richard Kauzlarich)氏は言う。「今のアメリカとロシアでは状況が全く違う。トランプ大統領とプーチン大統領の会談はそもそもやるべきでない。得るものなど何もなく、失うものばかりだ」

ミュラー特別検察官による捜査が進んでいることや、ロシアの国際舞台における攻撃的な姿勢を考慮に入れた上で、トランプ大統領とプーチン大統領の首脳会談についてどう見るか尋ねられた政権関係者は、ウォール・ストリート・ジャーナルに対し、「もちろん、政治的見解については議論が分かれる」と述べた。

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