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大谷 右手中指マメの影響で緊急降板 4回1失点で5勝目ならず

6/7(木) 12:39配信

デイリースポーツ

 「エンゼルス4-3ロイヤルズ」(6日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)がロイヤルズ戦(日本時間7日)に先発し、4回4安打1失点、4奪三振3四球で5勝目はならなかった。球団は、右手中指のマメで降板した4月17日のレッドソックス戦と同じ箇所にマメができた影響で交代したと発表した。

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 1点ビハインドの五回のマウンドに上がった大谷が投球練習をしていると、ソーシア監督がベンチから大谷の元へと歩み寄り、大谷の右手指を自ら確認すると交代を命じた。首を振って悔しそうにうなだれた大谷だが、指揮官の指示には従うしかなく、不満顔をのぞかせながらベンチへと下がっていった。

 初回の立ち上がりは安打と四球で1死一、二塁のピンチを招いた。4番のペレスを迎え、変化球を3球続けて、1-2と追い込み、最後は外角球で投ゴロ併殺打に仕留め、この回を無失点で終えた。

 二回にもピンチを招いた。先頭のソレアには直球を完璧にはじき返され、左翼フェンスをワンバウンドで越える二塁打。しかし、ゴードンを投ゴロに打ち取ると、続くドジャーをスライダーで空振り三振に仕留めた。

 最後は8番のゴインズの投手への当たりを好フィールディングで処理。この打球初速は、MLBのデータ解析システム「スタットキャスト」によると、101マイル(約163キロ)だったが、足元の打球に対して反応よくグラブを差し出して捕球。一塁へ駆け寄って、下からボールを投げて投ゴロとして、このピンチも無失点で切り抜けた。

 三回は三者凡退に仕留めたが、四回は先頭打者にヒットを許し、2死からバッテリーミスで2進させると、6番・左打者ゴードンには二遊間を抜ける中前適時打を許して、先制された。

 ここから制球がまたも不安定となり、ドジャーに四球を与えると、8番のゴインズにはストレートの四球で満塁としてしまった。

 この時点で右手に息を吹きかける様子も見てとれたが、2死満塁で迎えたのは9番のアルモンテ。スプリットで空振りを取って追い込むと、カウント1-2から140キロのスプリットで空振り三振に仕留めて、1失点で切り抜けていた。

 大谷は中6日、今季9度目のマウンドでここまで4勝1敗、防御率3・18。前回5月30日のタイガース戦は5回3安打1失点で勝敗はつかず。2度の降雨中断の影響により83球でマウンドを降りた。

 試合は打線が五回に同点に追いつくと、六回にキンズラーの2ラン本塁打で勝ち越しに成功。七回にも追加点を奪い、大谷の後を受けた中継ぎ陣もロイヤルズ打線に逆転を許さず、エンゼルスが4連勝とした。