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筋肉モデル“ゆんころ”、階段も上れない31kgのギャルモデルからの転身

6/8(金) 8:40配信

オリコン

 人気ブロガー、モデル、実業家とさまざまな顔をもつ“ゆんころ”こと小原優花。約10年前、ギャル雑誌のモデルとして活躍していた当時を知る人は、その姿を見て誰もが驚く。昨年、韓国のフィットネス大会でグランプリに輝いた28歳の「筋肉美女」は、ガリガリといえるほどやせていた10代からは想像すらできない。「バッシングの嵐」を乗り越え、筋肉美と自信を手に入れたという彼女に話を聞いた。

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■10代の頃は、「体重に呪われていた」

「以前はよく『えっ、ムキムキの体になりたいの!?』と驚かれることがありました(笑) でも、私が目指しているのはボディビルダーのような体ではなく、女性らしいくびれや、やわらかいラインがありながら、しっかりと全身の筋肉が発達していて引き締まったボディなんです」

 ジムに通い始めたのは25歳のとき。10代とは違う、体型のくずれを目の当たりにして愕然としたことがきっかけだったという。

「10年前、とくに私がモデルとして出ていたギャル雑誌では“細ければ細いほど、かわいい”とほめられた時代。ガリガリの体に、だぼだぼのルーズソックス、超ミニのスカート、真っ黒に日焼けした肌がウケたんです。だから撮影前は、ダイエットどころか “絶食”。高校生の頃は身長160cmで体重31kgしかなくて、走ることなんてできないし、駅の階段さえ上れないほど体力がありませんでした。そんなにガリガリなのに、体重が1kg増えただけで『やばーい』と不安になって。デニムは『一番小さいサイズじゃなきゃイヤ』みたいな……。休日は疲れちゃうから、ずっと家で寝ていました。いま思えば、体重に呪われていましたね」

 そうした生活が、25歳をすぎて明らかに体に現れた。鏡に映る自分の体は、やせているのに、たるんで張りがなく、お尻と太ももの境目がどこにあるのかわからないくらいメリハリがない……。「断食して痩せても、食べればリバウンドし、内臓に負担がかかるため肌も荒れる。本当に危険なことをしていたと思います」と当時を振り返る。

 2017年に韓国で開催された「WBC fitness2017」では、2部門のスポーツモデルクラス・ビキニクラスにてそれぞれ優勝。さらに各クラスの優勝者が戦うオーバーオールで、ビキニクラス総合優勝・フォトジェニック賞・MVPなどその他含めの5冠獲得という快挙を成し遂げた。

「ジムに通い始めた当時、私はファッション雑誌『姉ageha』の専属モデルになったものの、自分がどんなカラーのモデルなのか、まるでわからなかったんです。自信がもてなかったんですね。そこで、それまでの自分を脱ぎ捨てて生まれ変わるため、大会出場という目標を決めました。また、インスタグラムでタイムラグなく、フィットネス大国であるアメリカの女性モデルたちのかっこいい姿を見ることができたのもきっかけでした。この体型のブームは日本にも必ず来る! と確信し、それならまず私がこの体型になっておこうと思いました」

■いくらエステに通っても着飾っても、心のすき間は埋められなかった

 25歳のときは体重43kg、体脂肪20%。それから3年たった現在は体重が47kg、体脂肪は大会時で12%。体重が増えたのにウエストは5cm細くなり、お尻は8cm大きくなった。ジムに通い始めて、変わったのは体だけではなかった。精神的な変化がとても大きかったという。10代の頃からモデルをしていて、つねに明るい自分を見せなくてはいけないと思い込んでいたと話す。

「マイナスな部分を隠さなくては、とプレッシャーを感じ、『本当の自分を見せてしまったら、人から嫌われるんじゃないか……』と、怯えていたんです。でも、いくらエステに行っても、着飾っても、自分の表裏のギャップは埋められません。それが、大会という目標に向けて筋トレやフィットネスを頑張るようになってからは、『これだけ努力したから大丈夫』という自信になり、内面の葛藤もたいしたことではないと思えるようになりました」

■「好き」は、無敵。大きなエネルギーになるから

 フィットネスの大会に初めて出場した2016年当時は、まだ筋トレをする女性が珍しく、SNSでは「バッシングの嵐」だったという。

「まだフィットネスのブームが来る前だったので、『気持ち悪い』とか『どこを目指しているのかわからない』とか、もう散々……。でも、自分が好きなことをしているから、何を言われても気にならないんですよ。『もうやめよう』とは、一切考えませんでした。『好き』は、無敵。大きなエネルギーになるんです。埋められない自信のピースは、自分で埋めなくちゃ、と思います」

 他のモデルにない何かを探して出会ったボディメイクで、人生も性格も変わったと話す彼女。今後は、ボディメイクの魅力を発信しながら、経営する会社(自身のフィットネスブランドを展開)を成功させることが目標という。

「女性が立場を守られながら、当たり前のように出産も子育てもできる職場環境をつくりたいと考えています。私に社会を変えるほど大それたことができるとは思っていないのですが、まだまだ日本では女性が働きやすい環境が整っていないのも事実。社員一人ひとりの目標やライフプランにも向き合っていける経営者でありたいと思っています」

 タフな心身を武器に、元ギャルモデル“ゆんころ”の躍進は続く。

最終更新:6/10(日) 9:25
オリコン