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知財活用し経営支援 郡山で東北初の特許庁セミナー

6/7(木) 12:17配信

福島民報

 特許庁は6日、福島県郡山市中央公民館で「知財金融セミナーin福島」を東北地方で初めて開き、金融機関の関係者らが知的財産(知財)を切り口とした中小企業の支援などに向けて理解を深めた。
 金融機関や行政、民間企業の関係者ら約120人が参加。第1部では知財を活用した経営支援などに関して特許庁や金融庁、先進地の岩手県などの担当者が講演。第2部で三菱UFJリサーチ&コンサルティングの担当者が特許庁の中小企業等知財金融促進事業の意義や目的、応募方法などについて説明した。
 このうち第1部では主催者を代表して特許庁の小林英司総務部普及支援課企画調査官(中小企業・地域知財支援担当)が講演し、中小企業が知財を活用する利点を紹介。特許出願で客観的に自社の強みを理解できる点や知財創出者への報奨制度の構築で社内士気の向上が狙える点などを挙げた。
 金融庁の日下智晴監督局銀行第二課地域金融機関等モニタリング室長は「知的財産の活用・企業価値の向上のための金融機関の目利き力発揮について」と題して特別講演した。日下氏は多くの中小企業が自らの知財に気付いていないケースが多いと指摘。「金融機関の知財に対する“目利き力”が企業価値の向上に貢献する」と呼び掛けた。

福島民報社

最終更新:6/7(木) 13:46
福島民報