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「タイヤ」を「ダイヤ」と間違えて注文は無効!?AIスピーカーによる“誤発注”に経産省が見解

6/7(木) 19:30配信

FNN PRIME

テレビや子供のおねだりの音声で誤発注

「AIスピーカー元年」と言われた去年から各社が続々と参入し、最近では「Google Home」が「Amazon Echo」を出荷台数で抜き、初の首位になったということがニュースになった。

テレビの音声に反応して誤発注したら「無効」?

AIスピーカーとは、ユーザーが“音声”のみの操作で「曲を流して」という指示をしたり、「今日の天気は?」などの質問を投げかけて情報を得たりすることができる優れモノで、市場が拡大している。
まさに近未来を先導するようなアイテムだが、そんなAIスピーカーの機能で現在、危惧されているツールがある。

それが、電子商取引=ネット通販だ。
「〇〇を買いたい」とAIスピーカーに話すだけで、ネット通販サイトから購入が簡単に出来てしまうのだが、いくらAIとはいえ、誤認識する可能性もある。

こうした中、「AIスピーカーが実際には発注がないのに、発注があったと誤認識して発注処理をした場合、ユーザーにはどのような救済が与えられるか」というテーマに対して、経産省から見解が示された。

経産省によると、まず誤認識の例として

・テレビのドラマなどでAIスピーカーを使った発注の場面があり、その音声を誤ってお茶の間のAIスピーカーが拾ってしまい、注文してしまう
・幼児が母親にお菓子をねだっている音声を、発注と誤認識して注文してしまう
などのケースをあげている。

確かに音声のみの操作ゆえに可能性としては考えられる。
このようなケースに対して、経産省が発表した見解は、以下の通り。

「発注者が実際に注文を行っていないケースでは、法律行為としての注文の意思表示はなかったと解釈されるので、AIスピーカーを通じた契約は成立していない。
事業者としては、このような事態を防ぐために、AIスピーカーが認識した注文内容をユーザーに通知し、ユーザーから確認が得られた場合に注文を確定するという、確認措置を講じることが有用」
(※AIスピーカーを提供する事業者と、AIスピーカーを介して受注サービスを提供する事業者は同一であるとする。)

そして、その具体的な通知方法として、AIスピーカーと連動するウェブサイトや、スマートフォンのアプリ、電子メールなどをあげている。

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最終更新:6/8(金) 7:37
FNN PRIME