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日米首脳会談 トランプ氏、対日赤字削減を強調 FTAに意欲

6/9(土) 7:15配信

SankeiBiz

 トランプ米大統領は7日(日本時間8日)、安倍晋三首相と会談し、日本に対して貿易赤字の削減を強く求めていく考えを表明した。日米両政府は、茂木敏充経済再生担当相と米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表による通商協議の初会合を7月とすることで合意した。トランプ氏は日本との自由貿易協定(FTA)も視野に、不均衡解消の対日要求を強めるとみられる。

 トランプ氏は、会談後の記者会見で、「米国は公平で互恵的な原則に基づいた日本との2国間協定を求める」と述べ、日本の取り組みを迫った。米製品の対日輸出で貿易障壁の撤廃を求める考えも示した。

 また、会談冒頭には「明らかに米国は日本から多くのものを購入している。特に自動車だ」と指摘。自動車分野で市場開放を求めていく姿勢もにじませた。

 日本政府筋によると、会談で安倍氏は、米国から多額の軍備品や航空機、エネルギーなどを購入している実情を説明し、理解を求めた。

 ただ、日本が適用除外を求めている米国の鉄鋼輸入制限や、米政権が関税適用に向けて検討に入った輸入車の調査などの通商問題については、立ち入った議論をしなかったという。(ワシントン 塩原永久)

最終更新:6/9(土) 7:15
SankeiBiz