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池井戸潤が語る、サザンとヒットとAmazonレビュー

6/9(土) 11:04配信

BuzzFeed Japan

今年でデビュー40周年を迎えるサザンオールスターズ。映画『空飛ぶタイヤ』の主題歌『闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて』が、劇場公開と同じ6月15日に配信リリースされる。映画の原作者で、中学生のころからサザンの楽曲に親しんできたという作家の池井戸潤が、「僕らの世代のシンボル」と語るサザンへの思いや、ヒットの哲学を明かした。【BuzzFeed Japan / 神庭亮介】

もしかしてサザンじゃない?

――『空飛ぶタイヤ』の主題歌がサザンに決まった感想は。

感無量です。年齢的に兄貴分的な感じがあって、僕ら世代のシンボルのようなバンド。時代性を背負った存在だと思います。

2014年末に横浜アリーナであったコンサートに行ったんですが、3時間以上演奏が続いて、それが全部知ってる曲ばかりなんですよ。そんなライブはなかなかない。本当にすごいなと感じました。

映画の主題歌のことはしばらく内緒だったみたいで。マネージャーに「もしかしてサザンじゃない?」って言ったら、当たったんですよ。

そういえば『半沢直樹』の時も、キャスティングについて説明を受ける日に「堺雅人さんがいいと思う」と言っていたら、本当に堺さんだったことがあって。たまにそういうことがあるんですよね。

頭のなかでずっと鳴ってる

――『空飛ぶタイヤ』はトレーラーの脱輪事故をめぐって整備不良を疑われた運送会社の社長が、大手自動車会社の欠陥とリコール隠しを明らかにしていく筋立てです。

『闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて』の歌詞を見ると、かなり作品に寄せてつくってくださったのかなと。こういう歌詞を書かれるのか、とビックリしました。

《疑惑の影が追ってくる》《いつもアイツが現れる》というところは、赤松運送の赤松徳郎社長(長瀬智也)とホープ自動車の沢田悠太(ディーン・フジオカ)との関係性を思わせる。

《弊社を「ブラック」とメディアが言った》は赤松運送のことかな?とか、《大量の株が売られていった》はリコール隠しで株が暴落したことを指しているのだろうか、とか。

映画のストーリーや登場人物が歌詞にも投影されているかと思うと、ありがたいですね。

《寄っといで 巨大都市(デっかいまち)へ》というサビは、頭のなかでずーっと回ってるし、マネージャーもしょっちゅう歌ってます。自分の頭のなかで鳴ってるのか、本当に流れてるのかわからなくなるぐらい(笑)

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最終更新:6/9(土) 11:04
BuzzFeed Japan

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