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新幹線3人殺傷 容疑者の男は女性の隣に乗車 被害女性、めった切りで死亡の男性が「止めに入ってくれた」

6/10(日) 17:32配信

産経新聞

 神奈川県内を走行中の東海道新幹線内で乗客の男女3人が男に刃物で殺傷された事件で、被害に遭った女性2人のうち、1人は自称愛知県岡崎市、無職、小島一朗容疑者(22)の隣の座席で、もう1人の女性は通路を挟んだ隣に座っていたことが神奈川県警への取材で分かった。

 被害女性の1人が県警の事情聴取に対し、死亡した兵庫県尼崎市潮江、会社員、梅田耕太郎さん(38)が「止めに入ってくれた」と説明していることも判明した。

 県警によると、小島容疑者は後方3列目の2人掛けシートの通路側に乗車しており、隣の窓側座席には軽傷を負った女性が座っていた。通路を挟んで同じく軽傷を負ったもう1人の女性が座っており、梅田さんは小島容疑者から2列後方、最後尾の座席に座っていたという。

 小島容疑者は乗車後、他の乗客らとトラブルなどを起こすことなく座っていたというが、突然隣の女性を刃物で刺すと、逃げようとしたもう1人の女性も切りつけた。

 騒ぎに気付いた梅田さんが小島容疑者を制止しようとしたところ、首を刺されたという。梅田さんの遺体には、致命傷とみられる首の深い傷以外に、胸部から鎖骨付近に鉈のような刃物でめった切りにされたとみられる数十カ所の傷跡があった。



 梅田さんの遺族は10日、代理人弁護士を通じて、「家族を奪われたこの悲しみは言葉では言い尽くせません。今はそっとしておいてもらいたいです」とのコメントを出した。

最終更新:6/10(日) 17:32
産経新聞