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DJポリス、アジアの玄関・福岡で「4カ国語駆使」 握りしめたメモ…「異色スペック」の舞台裏は

6/14(木) 7:01配信

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 「グオマールー イーチエン チン カン イーシア ズオビエン ヨウビエン ダ アンチュエン」。交通整理で活躍するDJポリス、福岡にもいると聞いて会いにいったところ、中国語の呼びかけに遭遇しました。さすがアジアの玄関口といわれる土地。数あるDJポリスの中でも、4カ国語を駆使するスペックは異色です。いったい、どんな人なのでしょう?(朝日新聞西部報道センター記者・島崎周)

【動画】「グオマールーイーチエン…」 「大切な事ですので外国語でも」4カ国語で訴える福岡のDJポリス

足を止める歩行者も

 冒頭の中国語の意味は「グオマールー イーチエン チン カン イーシア ズオビエン ヨウビエン ダ アンチュエン(信号を渡る前に左右の安全を確認しましょう)」。

 北九州市八幡西区岸の浦2丁目の交差点。青空の下、中国語で語りかけていたのは県警の神矢直樹警部補(39)です。さらに英語、韓国語でも横断歩道を渡る時の注意を呼びかけます。

 「信号は赤ですよー!今渡られた方!Don't cross the street(道路を渡らないで下さい)信号を守るようにお願いします」

 外国語も耳に入ると、「いったいなんだろう」と気になります。外国人とみられる歩行者が、神矢さんの方を見て足をとめる様子もありました。

外国人も被害者に

 「福岡版DJポリス」は、どのように誕生したのでしょうか。

 きっかけは、福岡県などが2016年から取り組む「横断歩道マナーアップ運動」でした。

 活動が3年目に入る前の昨年末、県警内で「事故防止を効果的に訴えるために、DJポリスがいいのでは」と提案があり、県警交通企画課安全対策係長の神矢さんが「人前でしゃべるのが好きだった」と立候補したそうです。

 県警によると、県内ではここ数年、道路を横断中に車にはねられて死傷した人が2千人前後に上っていました。

 県内には外国人観光客らも多く、被害に遭うこともあります。そこで神矢さんは日本語だけでなく外国語での呼びかけをすることにしたそうです。

伝わるように発音練習

 「神矢さん、4カ国語は話せるんですか?」

 おそるおそる聞いてみると、「いや、日常会話も話せないくらいのレベルです」と苦笑されました。

 神矢さんは大学時代に第2外国語で中国語を学び、10年ほど前には「仕事で役に立つかもしれない」と英会話教室に通った経験があるそうです。

 とはいえ、「ペラペラと話せない」とのこと。街頭で読み上げる文章は、外国人犯罪などを取り締まる県警国際捜査課で通訳をしている同僚に訳してもらったそうです。

 録音した文章を何度も聞きながら、正しいアクセントを練習。現在はラジオ英会話も毎朝続けているほど熱心です。

 「外国人が振り向いてくれたり、足をとめて聞いてくれたりする様子が見えるとうれしいです」

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最終更新:6/14(木) 12:17
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