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絆をつなぐ~西原村の災害公営住宅

6/11(月) 20:02配信

RKK熊本放送

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県内初となる災害公営住宅が10日、西原村に完成しました。これまで育んできたコミュニティを継続しつつ新たな関係も結べる工夫がされています。

西原村の河原地区に完成したのは木造平屋建ての災害公営住宅12戸です。自力での再建が難しい被災者にとって「終のすみか」となります。内部を見学した蒲島知事は。
「木のにおいがいいね。知事公舎よりいいんじゃない」(蒲島知事)
玄関は、高齢者が車いすでも出入りしやすいよう広めに設計されています。間取りは2LDKと3LDKの2種類。いずれも天井や床には県産のスギやヒノキをふんだんに使い、畳表も、県産のイグサを使っています。平屋の一戸建てが小道でつながるつくりはプライバシーを保ちつつ『人の気配』も感じられて、住民を孤立させない工夫のひとつです。
「小道と玄関と縁側の位置関係で自然に言葉かけや見守り、挨拶が交わされるような温かい雰囲気が団地内でつくれればと設計した」(設計したKulos:原田展幸代表)
西原村では村民のおよそ15%にあたる1000人程が今も仮の暮らしを続けています。
視察した知事も仮設団地などで2年近く育んできた絆をここでも繋ぐことが心の復興に欠かせないと話します。
「縁側でつながっているので皆さん喜ばれると思う。仮設住宅でコミュニティができていたのでそれが壊れるんじゃないかと(心配していたが)こういうかたちになって良かった」(蒲島知事)
敷地内にある集会所は、周辺に暮らす人たちも訪れやすい開放感あふれる作りです。村では地域の交流拠点として活用してほしいと考えています。
「被災者が安心して暮らせるということでほっとしている。ここもひとつの集落として隣にもともと(公営)団地があるので一緒になったまちづくりをしたい」(日置和彦:西原村長)

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最終更新:6/11(月) 20:11
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