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内田洋行、教育のICT関連強化 遠隔合同授業システムなど提案開始

6/13(水) 7:15配信

SankeiBiz

 内田洋行は、教育の情報通信技術(ICT)関連事業を強化する。その一環として、小学校の理科授業を対象にした新たなプログラミング教材を開発、本格販売に乗り出す。また、新たな遠隔合同授業システムの提案を始めたほか、生徒が能動的に学べるアクティブ・ラーニング向けスマートフォンアプリの検証に乗り出した。新学習指導要領では情報活用能力の育成を重視するなど、教育現場でICTをめぐる動きが活発化するのは必至なだけに、ソフトの開発などを通じて攻勢をかける。

 小学校の理科向けに開発したプログラミング教材は「プログラミングスイッチ」。センサーやスイッチなどを組み合わせてプログラミングすることで、さまざまなアイデアを形にできる「MESH(メッシュ)」というアプリを活用する。

 これまではモーターと電池を活用し、暗くなったら明かりがつき、明るくなったら消えるという制御を行っていた。これに対し新教材では、センサーなどのワイヤレスブロックを活用。アプリでアイコンをつなぎ合わせることによって、制御プログラムの開発を行う。

 遠隔合同授業システムは、1学年の生徒が数人しかいない過疎地域の学校を対象とする。2校を連携し、片方の学校で授業を行う先生の声と顔、板書が相手校の画面にクリアに映し出され、伝わる仕組みを活用する。

 これによってプレゼンテーションやコミュニケーションの能力を強化していく。少子化の急速な進展によって児童・生徒数の減少は避けられないだけに、同システムは普及していくとみられる。

 アクティブ・ラーニング向けのスマホアプリは英語用で、京都外国語大学、インフィニテック(東京都品川区)と共同で開発、同校などで検証を進めている。学生はグループごとに分かれて各リーダーが中心となって活動を進め、先生は必要に応じて各グループにメッセージを投稿し、活動を促進する仕組みで、早期の実用化を目指す。

最終更新:6/13(水) 7:15
SankeiBiz