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トランプ氏の韓米軍事演習中止発言が波紋 韓国国防部「当惑」

6/12(火) 20:45配信

聯合ニュース

【ソウル、シンガポール聯合ニュース】朝米首脳会談後、韓米合同軍事演習の中止を示唆したトランプ米大統領の発言が波紋を呼んでいる。

 韓米合同軍事演習は米国の韓国防衛公約に基づくもので、北朝鮮に対する抑止力向上と防衛のために実施されており、在韓米軍と共に韓米同盟の根幹をなすものと認識されていることから、余波が広がることが予想される。

 トランプ米大統領は12日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)との会談後、シンガポール・セントーサ島のカペラホテルで会見を行い、「われわれは軍事演習を中止することで莫大(ばくだい)な費用を節減する」とし、「それ(韓米合同軍事演習)は非常に挑発的でこのような環境の下でわれわれは完全な取引の交渉をしようとしている。合同演習をするのは不適切だ」と話した。

 また「莫大な費用を軍事演習に使っているが韓国は十分に負担していないと考える」とし、「グアムから爆撃機を動員するのに6時間半かかる。巨大な戦闘機が韓国まで爆撃演習に向かい、戻るのに多くの費用がかかり、私はこれが気に入らない」と不満を示した。

 これは北朝鮮と「完全な非核化」について交渉をする状況において、韓米合同演習は不適切であり、またグアムから爆撃機を展開させるのに費用がかかるため中止するとの意向であると受け止められる。

 トランプ大統領のこのような発言に対して韓国国防部は当惑を隠せない様子だ。国防部は「現時点ではトランプ大統領の発言の正確な意味と意図の把握が必要だ」とするコメントを発表した。

 国防部の関係者は「合同演習の中止については米側と今まで、何も議論がなかった」とし、「トランプ大統領の発言がどのような意味なのか軍事、外交などのルートから把握中」と話した。

最終更新:6/12(火) 21:25
聯合ニュース