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【オリックス】アルバース、リーグ単独トップの8勝目 観戦の母と姉にささげる白星 

6/13(水) 7:04配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 オリックス4―1広島(12日・京セラドーム大阪)

 アグレッシブに攻めた。7回2死、5回にソロを浴びた新井を3球三振に斬って、7回1失点。ハーラー単独トップの8勝目を挙げたアルバースは「いつも通り攻めの投球でベースの両サイドを使って投げることができた」と胸を張った。

 武器は緻密な制球と入念な準備だ。「生命線」と語るコントロールで、開幕から68回2/3で9四球。登板前日に対戦相手のビデオを数時間見て研究するのは、メジャー時代からの習慣だ。初対戦のセ王者に対し「足があると聞いていたので、塁に出さないようにした」と狙い通りの投球を見せた。

 この日はカナダから母・デニスさんと姉のパムさんを招待。「滞在するうち、登板を見せられるのはこの日だけだった。どのゲームでも良い投球を、と思っているけど、きょうできて良かった」と家族の目の前での快投を心から喜んだ。

 チームは連敗を止め、貯金は再び1。15年から続く対広島の連敗も9で止めた。昨季マリナーズで挙げた5勝を含め、メジャー通算7勝6敗の実績を持つが、オフには故郷カナダでフランス語と数学を教える臨時教師という別の顔も。「僕一人だけの勝ちではない」と振り返った頭脳派投手に、福良監督は「よく投げてくれた。3連戦の初戦を取れたのは大きい」と目尻を下げた。(原島 海)

 ◆アンドリュー・アルバース 1985年10月6日、カナダ生まれ。32歳。韓国・ハンファ、米独立リーグを経て昨季はマリナーズでプレー。2013、17年のWBCには、巨人・マシソンとともにカナダ代表として出場した。メジャー通算26試合7勝6敗1セーブ、防御率4・10。昨年まで約6年、自身の出身校でシーズンオフに中学生相手にフランス語と数学の教師を務めた。今季は先発として11試合に登板し8勝1敗、防御率2・49。185センチ、91キロ。左投右打。年俸1億2200万円。

最終更新:6/14(木) 23:25
スポーツ報知