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議論沸騰“夫のすぐ寝る問題” 妻たちのイライラ心理と対処法

6/13(水) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

「すぐ寝る夫にイライラする」「寝ている夫に殺意さえ抱く」――ネットの掲示板などで、「夫のすぐ寝る問題」が熱く論じられている。

「特に育児中のママたちからよく聞きますね」と大きくうなずくのは、ママ向けサイトなどで取材を多数行っているライターの田幸和歌子氏だ。

「単身赴任などで夫が不在ならともかく、家にいるのに寝てばかりだと孤独感や疎外感、イラ立ちを強く覚えるようで、ひとりで育児をする“ワンオペ育児”状態だと感じるママも大勢います」

 セックスレスで欲求不満なのではない。2人で過ごす時間や会話が全然ないことに、妻たちはブチ切れている。

「すぐ寝る夫への不満や怒りは、実はケンカよりも危険かもしれません」と指摘するのは、夫婦問題研究家の岡野あつこ氏だ。男性は日々の仕事の疲れに加え、「つまらない話や愚痴を聞かされるのが嫌」だから、“寝たフリ”で防御する場合もある。

「寝ていれば愚痴を聞かなくても済むし、奥さんから『私の話を聞いていない!』と怒られることもないですから、ラクですよね。でも、彼女たちにすれば『下手に起こしたら機嫌が悪くなりそうだし』『疲れているんだろうな』という夫に対する気疲れと、『聞いてほしい話が言えない』というストレスに加え、夫に直接、文句を言えないストレスが積み重なって、じわじわとボディーブローのように効いてくるのです」(岡野あつこ氏)

 その場でケンカにでもなれば、妻にとってはある意味ストレス発散になるが、“すぐ寝る夫”の場合はそれもできない。揚げ句、「自分は起きて家事や育児をしているのに、夫は寝てやがる」という不平等感だけが募っていく。

「すぐ寝るのもそうですが、『ソファでうたた寝するから邪魔』『寝るなら最初からベッドや布団で寝てほしい』『○時に起こしてと言っておきながら、全然起きない』という怒りも多いですね」(岡野あつこ氏)

 1秒でも早く眠りにつきたい気持ちは分からないでもないが、起きたら「いつもすぐ寝ちゃってごめん」と素直に謝る。妻の話には一生懸命耳を傾ける。

 ご機嫌な妻でいてもらった方が、安眠できるってものだ。