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【阪神】高山、昇格即1号「最高の結果になってくれた」 

6/13(水) 6:05配信

スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム5―10阪神(12日・札幌ドーム)

 出来すぎの“仕切り直し弾”だ。「最高の結果になってくれた」と声を弾ませたのは高山だ。2点リードの4回1死二、三塁。フルカウントから、斎藤の外角直球を右中間へ運び去った。ファウルと判定されたものの、直前の低めのカットボールも右翼線へ際どく運んだ天才肌。リプレー検証でも判定は変わらなかったが、「ただのファウルなので…」と冷静に1号3ランをかけた。

 不振のため5月18日に出場選手登録抹消。ウエスタンで打率3割4分6厘を残し、この日、再昇格を果たした。「すぐにチャンスをもらったので、期待に応えたい気持ちが強かった」。プロの門を叩き、新人王にも輝いた一昨年は金本政権の1年目。即先発起用した指揮官を「ヘヘヘ。一番いいところで打ってくれた。前向きな姿勢というか、声も出ていた」と喜ばせた。

 「1番・中堅」で開幕スタメンをつかんだ3月30日の巨人戦。午後6時の試合開始から6時間以上前には、東京Dにいた。汗びっしょりの姿でティー打撃。球場入りしようとしていた巨人・菅野に見つかり、「何してるの?」と声をかけられた。試合では右腕から2安打を放ったものの、4月中旬から失速。それでもファームでも努力を重ね、「1軍の舞台で活躍するのが恩返しだと思う」と強い決意をにじませた。

 帰ってきた高山に続くように、下降気味の中谷も2号2ランを含む3安打5打点。物静かだった打線が今季最多タイの10得点と目を覚まし、雨天中止の翌試合の全勝神話も8に伸びた。2位タイへ再浮上し、5割復帰にも王手。頼れる若い力の台頭が、さらなる上昇の期待を抱かせる。(長田 亨)

最終更新:6/14(木) 17:46
スポーツ報知