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<米朝首脳会談>米軍事演習停止に「我々の提案」と中国自賛

6/13(水) 20:06配信

毎日新聞

 【北京・河津啓介】北朝鮮の後ろ盾である中国国内では13日、米朝首脳会談の成果に好意的な反応が大勢を占めた。特に、トランプ米大統領が米韓合同軍事演習の中止に言及したことに「中国の主張の正しさが証明された」と自賛する論調が目についた。

 中国外務省の耿爽(こう・そう)副報道局長は13日の定例記者会見で、中国が一貫して、北朝鮮が核・ミサイル開発を、米韓が大規模軍事演習を一時停止する「二つの一時停止」案を提唱してきたと強調。トランプ氏による軍事演習停止の発言によって「我々の主張が合理的で、最後には各国の支持を得られたことが証明された」と述べた。

 国際情報紙「環球時報」は13日の社説で、演習停止を「半島情勢の新たなページを開く」と手放しで歓迎した。北東アジア情勢に詳しい清華大国際関係研究院の劉江永教授も毎日新聞の取材に「平和体制の構築につながる動きだ」と評価した。

 さらに劉氏は国連安全保障理事会の制裁決議について「緩和は必然の流れだ」と主張。安保理決議に「北朝鮮の行動に応じて制裁措置を調整、解除する用意がある」と明記されている点に触れ、「制裁を緩和しなければ、北朝鮮が『完全な非核化』を約束した米朝首脳会談の成果を否定することになる」と述べた。

最終更新:6/13(水) 20:06
毎日新聞