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ソフトバンクの市川、古巣に恩返し=逆転2ランと好リード-プロ野球

6/13(水) 22:45配信

時事通信

 1点を追う五回1死一塁。ソフトバンクの市川が初球の低め直球を思い切り振り抜いた。打球は「打撃練習でしか打ったことがない」という左翼席中段に飛び込む逆転2ランとなった。

 捕手としては、「摂津さんのいいところを引き出そう」。2軍で調整していた頃からのコンビ。この日は直球に力があると判断し、外角の変化球でカウントを整え、勝負どころでは果敢に内角直球を要求した。

 六回途中まで2失点と試合をつくり、2勝目を手にした摂津は「序盤はリズムに乗れなかったが、うまくリードしてくれた」。二人で上がったお立ち台で感謝を表した。

 市川には燃える理由があった。巨人にはプロ入りした2010年から4年間在籍したが、正捕手阿部の陰で、1軍出場はわずか9試合だけだった。「プロのレベルの高さを味わった。試合は出られないし、練習もきつかった」
 それでも「苦しいことばかりだったが、苦しんだことが役立っている」と若い頃の経験を振り返った。日本ハムの4年間を経て、今年4月にトレードで加入してきた33歳。勝負を決める活躍で古巣に恩返しした。

最終更新:6/13(水) 22:49
時事通信