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【W杯日本代表取材コラム】モスクワでは盛り上がる南米勢と、超高速エスカレーターに注目?

6/13(水) 16:57配信

スポーツ報知

 いよいよ4年に1度のサッカーの祭典が始まる。日本代表より一足先にロシア入りしたが、14日に開催国・ロシアがサウジアラビアと対戦する開幕戦など、数多くの試合が行われるモスクワは、開幕前からすでにお祭りムードが高まっていた。クレムリン付近の広場では、各国のユニホームを着たサポーターが集まり、早くも歌い出すグループも。特に南米勢の団体が多く、日本が対戦するコロンビアに加え、ブラジル、アルゼンチン…。自国のユニホームを着て楽しそうに歌う様子に、いよいよW杯が始まると実感させられた。

 地下鉄が整備されたモスクワ中心部から、会場となるルジキニ・スタジアム、スパルタク・スタジアムへはどちらも約30分ほど。しかし駅名等がロシア語アルファベットのキリル文字で表示されていることが多く、乗り換えが非常に困難。ルジキニ・スタジアムの最寄り駅・Sportivnaya駅も、現地表記では『Спортивная』と書かれており、慎重に解読しないと乗り間違えの危険は十分だ。

 さらに驚かされたのが、地下鉄の超高速エスカレーター。日本より2倍はあろうかという猛スピードで、地下深くまで届けてくれる。ロシア人と見られるご高齢のおばあさんも平気な顔をして乗りこなしていたが、慣れないと一瞬ためらうほどのスピードだった。もしロシアで観戦する日本人サポーターの方がいれば、十分に注意してほしい。

 そんなモスクワで数多く目撃したのが、白地に斜めの赤ラインが入ったペルー代表のユニホームだった。南米予選5位からプレーオフを勝ち抜き、なんと36年ぶりのW杯。話を聞いたある男性サポーターは「本当に楽しみだ。勝って欲しい? もちろんだが、勝っても負けてもW杯を楽しみたいよ」と満面の笑みを浮かべていた。

 日本では代表への期待値が低いため、出場した過去6大会で最も盛り上がらないW杯とも言われているが、ペルーのサポーターからすれば、何ともぜいたくな言いぐさだろう。日本代表の戦いにはもちろん注目だが、32か国が本気でぶつかる世界最大級のスポーツイベントを、心から楽しまない手はない。

 (サッカー担当・金川誉)

最終更新:6/14(木) 20:13
スポーツ報知