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静岡の女性監禁遺棄に酷似…11年前の名古屋「闇サイト事件」被害者の母『同じ事繰り返され辛い…』

6/13(水) 19:38配信

東海テレビ

東海テレビ

 名古屋に住む男らが静岡県浜松市の女性を監禁し、その後遺体が見つかった事件は男らがいわゆる「闇サイト」で知り合い犯行に及んだことがわかりました。11年前、同じように「闇サイト」で知り合った男らに娘を殺害された磯谷富美子さんは「同じようなことが繰り返されるのは辛い」と思いを語りました。

磯谷富美子さん:
「あまりにもよく似ているので、その時の被害にあった娘さんの怖さが、娘の怖さと重なってどんな思いだったんだろう、娘もすごい思いをしただろうなと」

 11年前、「闇サイト」で知り合った男3人に最愛の1人娘を殺害された磯谷富美子さん。今回の事件が自らの娘の事件と重なり「胸が締め付けられた」といいます。

 2007年8月24日、携帯電話の「闇サイト」で知り合った男3人が、帰宅途中の磯谷利恵さん(当時31)を車で拉致したうえ、現金などを奪って殺害。遺体を岐阜県瑞浪市の山林に捨てました。

 死刑になることを恐れた川岸健治受刑者が自首して事件が発覚。その後、共犯者として神田司元死刑囚、堀慶末被告が逮捕されました。

 闇サイトで知り合った面識のない男らによる犯行…それは、今回の事件とよく似た構図でした。

「闇サイト事件」の裁判では犯行を主導した神田元死刑囚は1審判決の死刑が確定し、その後死刑を執行。しかし…。

判決後取材に応じた磯谷さん:
「どうして加害者の目線で裁判は裁いていくのか。私は悔しくてたまりません。利恵ちゃんごめんなさい…お母さん何もやってあげられなかった……」

 しかし、一審で自首が認められた川岸受刑者と堀被告は無期懲役の判決が確定。3人の死刑を求めた磯谷さんの願いは届きませんでした。

 13日、今回の静岡の女性に対する事件をうけ、磯谷さんは…。

磯谷さん:
「関係ない人を本当に自分たちのこうしたいという欲のために簡単に命を奪って捨ててなんとも思わないというその気持ちはどうしても許せなくて」

 磯谷さんは、インターネットを使っての犯罪に対して、より重い罰を科すことが同様の事件を起こさないために必要だといいます。

磯谷さん:
「ネットでやると普通の刑罰よりも刑が重いからなっていうのが世間にも知れ渡って、少しでもそういうことをやる人が減ってくれればありがたいです。全く同じく繰り返されているっていうことはやっぱり、娘の命がとっても無駄に終わってしまったんだなって考えてしまって、親としてはすごく辛いし、軽く娘の命を考えてほしくないです」

東海テレビ

最終更新:6/13(水) 19:44
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