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いまも健在「列車の個室」 グループ旅行ならアリ? 「個室風」座席も

6/13(水) 11:11配信

乗りものニュース

少ないながらも個室は健在

 列車はひとつの車両に大勢の人が乗っています。見知らぬ人たちと一緒に移動するのも旅のおもしろさのひとつですが、他人に気兼ねすることなくグループで楽しみたいという人もいることでしょう。

【画像】新型E261系にもグリーン個室

 昼間に走る列車も、なかにはそういったグループ旅行向けに、個室を設定しているものがあります。首都圏だと、日光・鬼怒川方面へ向かう東武鉄道100系の特急「スペーシア」や、伊豆方面へ向かうJR東日本251系の特急「スーパービュー踊り子」です。

 両車両とも営業運転開始は1990(平成2)年でいささか時間がたっていますが、バブル時代に製造されただけあって座席やインテリアは豪華。リニューアルされているため、古さは感じません。

 JR東日本の251系は先日、後継となるE261系が発表されましたが、個室の「伝統」はしっかりと受け継がれ、251系以上に広々としたグリーン個室が設定されるようです。東武鉄道も2017年4月に「フラッグシップ車両」の導入を発表しています。個室の設定については明らかにしていませんが、期待したいところです。

 なお、個室を有する車両はこのほか、JR九州の787系(特急「かもめ」など)、近鉄特急などがあります。

気軽に安く使える「個室風」座席

 小田急電鉄50000形「VSE」(特急「ロマンスカー」)のサルーンや、JR東海373系(特急「ふじかわ」「伊那路」など)のセミコンパートメント、JR西日本の山陽新幹線「ひかりレールスター」運用時の個室は、完全な個室とまではいかないまでも、簡易なパーテーションで席を仕切っています。これらはいずれも2人掛けの座席が向かい合わせに配置されており、4人グループだとぴったりです。

 また、「ふじかわ」「伊那路」のセミコンパートメントや「ひかりレールスター」の個室は、乗車券と特急券だけで利用でき、リーズナブルに個室の旅を楽しめるのも利点です(「ひかりレールスター」の個室利用は原則として3人以上)。

 また、長野電鉄の2100系「スノーモンキー」は、かつてJR東日本で特急「成田エクスプレス」として使われていた253系であり、個室も「成田エクスプレス」時代のままです。

「スノーモンキー」はその本格的な個室を、所定の運賃と特急料金100円に1室1000円を追加することで利用できます(1室4人まで可)。乗車時間は43分ほどですが、リーズナブルに個室の旅が楽しめる列車です。

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