ここから本文です

東芝の新全録BDレコーダー「レグザ」、スマホ連携強化で持ち出しが簡単に

6/13(水) 17:04配信

Stereo Sound ONLINE

スマホ用アプリも無償で付いてくる

 東芝映像ソリューションから全録機能を搭載したBD/HDDレコーダーの2018年モデルが発表された。

【画像】出力端子はHDMIが1系統のみ。光/同軸のデジタル音声も搭載しない

 同社ではこれまでこのカテゴリーの製品をレグザサーバーと呼んでいたが、今回から愛称をレグザタイムシフトマシン/レグザブルーレイに変更した。

 今回発表されたレグザタイムシフトマシン/レグザブルーレイは2機種、「DBR-M4008」(想定市場価格13万円前後)と「DBR-M2008」(同9万円前後)となる。両機の機能は共通で、違いは内蔵HDDの容量のみ。型番から分かるように、M4008は4TB、M2008は2TBとなっている。発売は6月下旬を予定している。

 製品のスペックとしては、最大7チャンネルの地デジ/BSデジタルの録画ができる全録レコーダーで、BDやDVD等のパッケージメディアの再生に対応している(UHDブルーレイの再生はできない)。今回は特にスマホ対応を含めた“時短”に意を払ったという。

 そもそも東芝は2001年の「RD-2000」でHDD(ハードディスク)録画という提案を初めて行ない、その後もW録、USB HDDの増設、全録とエアチェック文化を牽引する製品を発売してきた。しかし最近はユーザーから、録画しても見る時間がないという声があがってきているそうだ。

 それを解決する手段として昨年モデルから“時短”機能を搭載しているわけだが、2018年モデルでは「録る」「探す」「見る」「残す」というレコーダーの基本操作すべてで“時短”を可能にした。

 そのための改善点として、タイムシフトマシン専用のエンジン「R-2」(REGZA RECORDING SYSTEM)を搭載している。このエンジンにより、市販BD-ROM再生時やダビング、保存といった処理を行なっている時でも全録が途切れることはないそうだ。

 この他、2017年モデルでは時短再生(早送り再生)時に本編以外のパートをスキップ再生していたが、それでは間違って本編がカットされているのに気がつかない可能性があるという意見もあったそうだ。そこで新製品2モデルではスキップではなく15倍早送り再生をするように変更された。

 加えて時短再生の選択もわかりやすくなっている。サブメニューから「再生時間で絞り込み」を選ぶと60分/30分/15分以内という再生したい時間が表示され、時間を指定すると、それに適した番組を録画コンテンツの中から自動的に選んでくれるわけだ。これならちょっとした空き時間にも番組チェックが簡単にできることだろう。

 さてM4008/M2008で一番変わったのはスマホ連携機能の「スマホdeレグザ」だ。再生アプリの「DiXiM Play」(iOS、アンドロイドどちらでも使用可能。両モデルの購入者に無償で提供される)をスマホにインストールすることで、テレビで見ていた番組の続きをスマホで見たり(時短再生も可能)、番組予約をしたりできるようになる。

 なお本機能を使うためには、初期設定時に「スマホ優先モード」を選んでおくこと。すると全録時のモードで「スマホ高画質」と「スマホ長時間画質」が指定できるようになるわけだ。ちなみに両モードはスマホと相性がいいように、それぞれ4Mbps、2.4Mbpsの30pで再エンコードしている(テレビ再生時には動きに若干がたつきが残る場合もあり)。

 スマホdeレグザは同一ネットワーク内での使用が前提だが、「スマホ持ち出し」機能を使うことで録画コンテンツをスマホに保存し、外出先でもこれらの番組を楽しむこともできる。15分ほどの番組なら12~40秒前後(録画モードやネットワーク環境により異なる)で持ち出し可能というから、連ドラファンには嬉しい機能になることだろう。

 この他にも新製品には番組表の視認性改善、番組保存時のわかりやすさの改良、スマホをリモコンとして使う機能の追加など、数え切れないほどの修正が加えられている。先述した通りUHDブルーレイ再生や4K録画と言った機能は見送られているが、日常の録画ライフを楽しむには最強のアイテムといっていいだろう。エアチェックファンはぜひチェックして欲しい。

Stereo Sound ONLINE

最終更新:6/13(水) 17:04
Stereo Sound ONLINE