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利率の高さだけで決めて大丈夫? 外貨建て生命保険で気をつけたいこと

6/13(水) 18:50配信

ファイナンシャルフィールド

毎月(あるいは毎年)払う保険料が「ドルなどの外貨」、起きてはならない万が一のことが起きた時に受け取れる保険金も「ドルなどの外貨」、そして解約した時に受け取ることができる解約返戻金までも「ドルなどの外貨」となる、「外貨建て生命保険」。

「円建て」の生命保険に比べると、「予定利率が高い」ということで、本来、生命保険とは余り縁のなさそうな若齢期の女性の関心が高いようです。

女性の関心を惹きつける「予定利率の高さ」とは何でしょうか?

なお、本稿では「月払い」もしくは「年払い」の外貨建て終身保険をテーマとします。一時払い外貨建て終身保険はテーマとしませんので、注意してください。

予定利率が高いとは?

*無配当。1ドルを108円として計算しています。
※有配当。解約返戻金の金額には配当見込み額を含めて計算しています。

「論より具体例」ということで、なるべく条件をそろえて一覧にしてみました。

どちらも実在する商品ですが、商品名と保険会社名は伏せておきます。また、ドル建て終身保険は本来、金額を「ドルで表示」するべきなのですが、比較のため「円で表示」しています。いかがでしょう?

また、「ドルに対する為替レートは108円で変わらない」という前提です。

外貨建て終身保険の予定利率は3%、円建て終身保険の予定利率は0.85%と、それぞれ聞いておりますが…。同じ「1000万円程度の保険金額」を得るのに、ドル建ての保険料は円建てのそれに比べ半分にも及びません。

この違いが毎月、しかも25年も続きます。加えて、円建ての方は保険料を60歳まで払い込むと、その合計は保険金額を超えてしまいます。

なお、解約返戻金ですが、円建ての方は配当見込み額を含めて計算しています。配当見込み額を含めずに計算した場合の円建ての解約返戻金は、65歳時で955万1000円です。

生命保険の保険料は予定利率だけで全てが決まるわけではありませんが、外貨建て終身保険と円建ての終身保険の違いを、まずは実感していただくことができたと思います。

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