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突然の民泊予約取り消しに外国人観光客困惑

6/13(水) 19:15配信

MBSニュース

 15日から「民泊新法」が施行されます。住宅を民泊として使う際に行政への届け出を義務付けるものなんですが、その影響で突然予約した民泊がキャンセルされるなど外国人観光客の間で困惑が広がっています。

 「ここはファミリーの方にご好評いただいてます」

 大阪市北区にある民泊施設。大阪市から「特区民泊」の許可をうけて民泊営業しています。

 「予約の埋まり方、1日に入る予約件数が増えた感覚はある。一気に埋まった状態で…」(メインツリージャパン 山下実咲社長)

 一部の民泊に予約が集中しているようです。それにはワケがあります。

 「予約した宿が泊まれないかもしれないんだって。こんなのばかげてる!」
 「日本の宿を2週間予約したんだけど、キャンセルしてほしいみたい。こんなことありえる?」(Twitterより)

 宿泊予約した民泊で突然、一方的に予約が取り消されているのです。実はこれ、今月15日から施行される「民泊新法」の影響でした。法令に基づかず違法に営業する「ヤミ民泊」。新法はその排除を狙ったもので住宅で宿泊サービスを行う場合、自治体に届け出ることが義務付けられます。ただ、大阪市だけで1万4000軒あるとされる民泊のうち民泊運営に必要な届出を出す正規の民泊の数は大きく下回っています。こうした対応に追われたのが世界最大の民泊仲介サイト「エアビーアンドビー」でした。

 「確定済みの予約であってもキャンセルしなければならないとのご指導がございました」

 新法施行を前に15日以降の「ヤミ民泊」の予約をキャンセルする措置に踏み切ったのです。エアビーアンドビーでは対象者には宿泊料を全額返金し、取り消しに伴って発生した航空券の変更手数料も負担するとしていますが、外国人観光客からは不満も聞かれました。

 「予約も取り消されたり、余計なお金がかかるなんて間違ってるよ」(スコットランドから)
 「私にこんなことが起こったら本当に腹が立つと思います。良い場所で安い宿を見つけるのは簡単じゃないからね」(ポーランドから)

 民泊新法施行まであと2日。制度の変化で生じた影響はどこまで出るのでしょうか。

MBSニュース

最終更新:6/13(水) 19:15
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