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9月までに第三国で日朝会談か/辺真一編集長の目

6/13(水) 9:59配信

日刊スポーツ

 トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は12日、シンガポールで史上初の米朝首脳会談に臨んだ。

【写真】金正恩朝鮮労働党委員長との会談で指を立てるトランプ米大統領

<コリア・レポート辺真一編集長の目>

 共同宣言には北朝鮮が求めていた「段階的な非核化」が盛り込まれなかった一方、米国が強調していた「検証可能で不可逆的な非核化」も触れられなかった。大枠でとどまり、具体性がないとの見方もできるが、信頼関係を築くことが非核化の担保になり、体制保証した金正恩氏が裏切ることはないというトランプ氏のディール(取引)の考えが表れた内容といえる。

 期限設定もされなかったが、トランプ氏の頭にあるのは大統領選がある2020年だろう。経済制裁解除を期待する正恩氏が想定するのも、5カ年戦略最終年となる20年になる。20年に向け、ここから急速に進むのでないか。

 トランプ氏は8月の米韓軍事演習中止を明らかにした。9月9日は北朝鮮の建国70周年だが、正恩氏は人工衛星発射を見送るだろう。10月のノーベル平和賞発表、11月の米中間選挙を前にピッチを上げ、早ければ朝鮮戦争休戦協定締結65周年の7月27日にも、2度目の首脳会談がトランプ氏が平壌を訪問する形で行われるのではないか。拉致問題も提起され、早い時期での日朝首脳会談を模索することになる。9月までにモンゴルなど第三国で行われる可能性がある。

最終更新:6/13(水) 10:35
日刊スポーツ