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新海監督の娘新津ちせが伊集院静氏原作映画で初主演

6/13(水) 17:01配信

日刊スポーツ

 アニメ映画「君の名は。」で知られる新海誠監督(45)の長女で、映画「3月のライオン」にも出演した子役・新津ちせ(8)が、映画「駅までの道をおしえて」(19年秋公開予定)で映画、ドラマ、舞台含めて初めて主演することが13日、分かった。

【写真】映画「駅までの道をおしえて」の1シーン

 「駅までの道をおしえて」は、作家・伊集院静氏が2004年(平16)に発表した同名小説が原作で、愛犬ルーを亡くしたことを受け入れることができず、いつまでも帰りを待つ少女サヤカと、幼い息子を亡くした経験を持つ老人フセコウタローが、互いに胸に抱えた命の喪失感を2人の絆で温かい思い出に変えていく物語。同氏の小説の映画化は、04年「機関車先生」以来15年ぶりとなる。

 サヤカ役のオーディションは2017年春に一般公募で告知され、3か月間、4次審査まで及んだ末、当時小学1年生だった新津に決定した。新津は「サヤカは、元気いっぱいで、犬が大好きで、心のやさしい女の子です。私も、犬が大好きなので、サヤカ役に決まった時は本当にうれしかったです!」とサヤカ役に決まった時の喜びを振り返った。

 撮影は既に始まっており、丸1年をかけて季節を追いながら時系列でじっくり撮るという、近年の日本映画には珍しいスタイルで行い、少女の成長がリアルタイムに感じられる作品となる。新津も、ルー役の犬と一緒に生活しながら撮影しており「撮影中、ルーと一緒に過ごせることがとっても幸せで、毎日いろんな発見があります。ルーと一緒にいっぱい走り回っているので、ちょっと足が速くなったような気がして、楽しいです。元気に、一生懸命頑張ります」と意気込んだ。

 原作には赤い京急電車が象徴的に登場し、物語に重要な役割を与えているエピソードを踏まえ、映画のストーリーやコンセプトに深く共感した京急電鉄が、創立120周年を記念して、映画製作への全面協力も実現した。

 新津のほか、共演陣については今後、発表される予定だ。

 ◆新津ちせ(にいつ・ちせ)2010年(平22)5月23日、東京生まれ。劇団ひまわり所属。14年のミュージカル「ミス・サイゴン」のタム役でデビュー。主な出演作は、16年のフジテレビ系ドラマ「傘をもたない蟻たちは」の赤津里奈役、17年の映画『3月のライオン』(大友啓史監督)の川本モモ役、NHKドラマ「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」の守景陽菜役、舞台「お気に召すまま」ハイメン役、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」の、ちびちび役。好物はいちごと枝豆とプリン。小学2年生。

最終更新:6/13(水) 17:41
日刊スポーツ