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長瀬智也、30代を駆け抜けて見えてきたもの

6/14(木) 5:24配信

シネマトゥデイ

 TOKIOの長瀬智也が今年11月で40歳を迎える。振り返れば、30歳の誕生日を迎えた際、映画の舞台あいさつで「加齢臭をフェロモンに変えて」とジョークを交えつつ、「これからもリアルな演技を追求していきたい」と真摯に語っていた長瀬。あれから約10年、さまざまな荒波を乗り越えながら役者として成長した姿が、最新主演作『空飛ぶタイヤ』で見事に花開いた。30代の10年間で彼は何を学び、何を進化させたのか、不惑の年に向けて、長瀬が思いの丈を語った。

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 基本的に「10年前とあまり変わらない」と語る長瀬だが、それはたぶん、人間・長瀬という幹の部分。表現者としての枝葉は、かなり変化したところもあるようだ。例えば、歌うこと、演じることにおいての取り組み方。「以前は、うまく歌いたいとか、うまくセリフを言いたいとか、技術的なところに囚われすぎていましたが、いまは、テクニックは二の次、観客の皆さんをいかに感動させるか、というエモーショナルなところに力を注ぐようになった」と強調する。

 さらに、長瀬流に言えば、「動物的に(役に)入ってしまえば、かなうものはいない」のだとか。つまり、頭で考えるのではなく、主人公を“本能的”に捉えることがより大きな感動を生む、ということを意味しているようだが、長瀬は人と接するときも、「本物か、偽物か」を本能的に嗅ぎ分けるのだという。「明確な根拠はないんですが、自分の中に動物的なアンテナがあって、その感覚を信じているんです。だから、人が『あれはダメだ』と言っても、自分が『いいんだ』と感じたら、それが僕にとっての答えになる」
 
 情報や理論、あるいはイメージに惑わされず、本能で感じたものを信じる長瀬の生き方は、一見危うく見えるが、実は最も健全な生き方かもしれない。「失敗も時にはありますが、全て自分で判断し、自分にしかできないことを一生懸命にやる。この姿勢は10年経っても変わっていない。ただ、『俺はこうあるべきだ!』という若いころの凝り固まったものはなくなり、視野が広がり、よりシンプルになったところはある」という長瀬。

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最終更新:6/14(木) 17:12
シネマトゥデイ