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NHK常時同時配信、1~2兆円規模の投資必要 NTT次期社長が明らかに

6/15(金) 7:15配信

SankeiBiz

 テレビとインターネットで番組を同時に流すNHKの「常時同時配信」について、NTTが将来的に光ファイバーの整備など1兆~2兆円規模の投資が必要になると試算していることが14日分かった。次期社長に内定している澤田純副社長が、同日開かれた放送法改正を議論する自民党の会合で明らかにした。NHKの同時配信には、民放からの反発や受信料新設懸念も出る中、多額の投資を誰が負担するのかという新たな課題が浮上した。

 現状では、ネットで番組をテレビと同時配信すると、視聴者が増えた場合に途中で映像が途切れるなどの遅延が起きる可能性がある。NHKは2020年東京五輪・パラリンピックに向けて19年度までに常時同時配信を始める考えだが、将来的に検討する高精細の4K画質の配信には、専用の光ファイバー網の新設などインフラ整備が不可欠となるという。

 非公開の会合後に取材に応じた自民党の佐藤勉元総務相によると、澤田氏は、4K画質の常時同時配信のためには「全国規模での通信網の整備に1兆~2兆円規模の設備投資が必要」と述べ、国やNHKの費用負担を議論する必要性を強調したという。

 佐藤氏は「通信網の設備投資が巨額になるという課題が浮き彫りになった」と話した。

 自民党は放送法改正に向けた提言を今秋に先延ばし、NHKなどから意見を聴取する。佐藤氏は、NHKの常時同時配信に必要な放送法改正案を今秋の臨時国会に提出するよう総務省に促す方針も示した。

最終更新:6/15(金) 7:15
SankeiBiz