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レッドブル、フェルスタッペンの戦いぶりを賞賛「”愚かな批判”を黙らせる走りだった」|F1カナダGP

6/14(木) 12:52配信

motorsport.com 日本版

 レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ここのところ批判を浴びるようなレース週末を過ごしていたマックス・フェルスタッペンについて、カナダGPでは素晴らしいパフォーマンスを見せたことで、批判を黙らせたと賞賛している。

【動画】F1第7戦カナダGP決勝ハイライト

 今シーズン序盤の6戦でクラッシュを繰り返し、もっと落ち着くべきだと批判を浴びてきたフェルスタッペン。前戦モナコGPではFP3終盤にクラッシュを喫して予選に出られず、週末を台無しにしていた。

 ところが、カナダGPではFP1からFP3までトップタイムを記録する速さを発揮。予選ではフェラーリとメルセデスがパワーを上げてきたことで逆転を許したものの、渾身のアタックで3番手を獲得した。レースではひとつもミスもなく、バルテリ・ボッタス(メルセデス)と僅差の3位となった。

「2台のマシンが完走することで、チーム全体が本当に安心できる」とマルコはmotorsport.comに語った。

「1台はポディウムを獲得し、もう1台(ダニエル・リカルド)は4位だ。そしてマックスにとっては、馬鹿げた批判を黙らせることにつながる」

「彼はフリー走行で3度ベストタイムを出し、予選では3番手を獲得した。ミスは何もしていないし、少しもダメージを負っていない」

「それこそが、我々が彼に期待していることだ。今後もそんなレースが増えると確信している。彼は正しい答えを出したと思う」

 マルコは、パワーが重要だとされているカナダGPでのレッドブルのペースに満足しており、オーバーテイクが困難だったことを考えれば、フェルスタッペンは最大限の結果を出したと考えているようだ。

「リカルドが(チェッカーフラッグの混乱により無効となった)最終ラップでファステストを出したように、我々には速さがあった。それにマックスは、急激にボッタスに追いついていた。だからもう少し早くアタックした方が良かった」

「しかし、まるでオーバーテイクが禁止されていたかのようなレースだったので、最大の結果だったと思う」

 レッドブルはスタートタイヤを決定する予選Q2をハイパーソフトタイヤで通過し、フェラーリやメルセデスはウルトラソフトタイヤでQ2を戦った。

 これによりライバルたちより劣化の激しいタイヤで決勝をスタートすることになったものの、マルコはこの戦略について後悔はしていないという。むしろ、リカルドがピットストップでルイス・ハミルトン(メルセデス)を逆転し、4位を獲得するためには重要だったと語った。

「あのタイヤは、我々がポジションを上げる上で最良の選択だった。リカルドに関しては機能したし、マックスについてももう少しで機能するところだった」

Adam Cooper