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トレーラー積み荷落下で2人死傷 「会社の責任重大」元運転手と会社に有罪判決

6/14(木) 19:11配信

神戸新聞NEXT

 兵庫県篠山市の県道で昨年3月に大型トレーラーの積み荷を落とし、対向車の2人を死傷させたとして自動車運転処罰法違反(過失致死傷)などの罪に問われた大阪市の元運転手(70)の判決公判が14日、神戸地裁であった。神原浩裁判官は禁錮2年、執行猶予5年、罰金25万円(求刑禁錮2年、罰金25万円)を言い渡した。

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 道交法違反(過積載)などの罪に問われた運送会社「大綱商運」(大阪市住之江区)は求刑通り罰金50万円とした。

 神原裁判官は、被告が積み荷の過積載や固定の不備を認識していたとし「単なる不注意といえない」と指摘。同時に「もう運転しない」と話していることなどを踏まえ刑の執行を猶予した。また「結果として、過積載による運行を指示した会社の責任も非常に重大」とした。

 判決などによると、被告は昨年3月31日、最大積載量を約6・7トン超す約34トンの積み荷を運送。荷台に滑り止めのゴム板を敷くなどの注意義務も怠り、走行中にワイヤが破断した。落下した約9トンの重りが対向車に直撃し、当時50歳の女性が死亡、同60歳の女性が重傷を負った。

最終更新:6/14(木) 19:17
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