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新議長に元NHK会長の海老沢氏 相撲協会「評議員」とは何か

6/14(木) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 12日、相撲協会が評議員会を開催し、新議長に元NHK会長の海老沢勝二氏(84)が選出された。池坊前議長(76)は今後、ヒラの評議員になる。

 貴乃花騒動では、注目を集めた相撲協会の評議員会。名称こそ有名になれど、その実態はあまり知られていない。

 権限そのものは一般法人と同じく、その組織における最高議決機関。つまり、理事長選出を含む理事会での人事や決算などは、評議員会で承認を得る必要がある。

 協会の定款によれば、任期は4年。定員は5人以上7人以下となっており、過半数が外部有識者と決められている。この「外部」とは、相撲経験者や、その親族を除いたもの。

 かつて相撲協会は親方全員が評議員という、メチャクチャな時代もあった。新公益法人制度移行に伴い、現在の形になったが、「外部が過半数」とはそうした過去のデタラメの反動だ。

 現在は外部4人に、すでに協会を退職している元関脇鷲羽山、元関脇藤ノ川、元前頭朝乃翔の3人。

 前任の二子山親方(元大関雅山)、大嶽親方(元十両大竜)らは現役親方だったが、親方業をいったん返上し、民間人の立場で評議員を務めていた。いずれも任期満了後は親方に復帰したものの、立場がわかりづらいという指摘もあり、今後は角界OBが外部以外の評議員を務めることになっている。

 ちなみに報酬は評議員会1回につき、5万円だ。