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阪神 大荒れ株主総会

6/14(木) 16:32配信

東スポWeb

 予想以上の大荒れだ。阪神タイガースの親会社である阪急阪神ホールディングス(HD)の株主総会が13日、大阪市内で行われた。出席した株主は3733人で昨年よりは少なめだったが、質疑応答の場では冒頭から株主が立て続けに球団への不満を爆発させるなど、大波乱の総会となった。

 そもそも開始早々から異例だった。

 前日12日に発覚した阪神球団所属のスコアラー・山脇光治容疑者(55)の盗撮事件を受け、同ホールディングス・角和夫会長が冒頭のあいさつで「被害を受けた方に心からおわび申し上げたい。ファンの皆さま、関係者にもおわびしたい」と“謝罪”でスタート。

 株主との質疑応答では、1人目の中年男性から低迷する阪神球団についての話題が相次いだ。

「2年前、特定のコーチの名前(片岡ヘッド兼打撃コーチ)が挙がって批判があった。2年たっても打てない。セ・リーグダントツの打撃最下位。これでは勝てるわけない。2年何をやっていたのか! 高い新外国人を獲っても打てない」

 続いては「外国人選手がずっとダメ。自虐本を出したらどうですか。本を出したらトップセールスできますよ」と不振で二軍落ちしているロサリオを皮肉る株主も…。

 また、別の株主は「コーチが大事ということを分からないのか。広島のコーチがヤクルトに行って交流戦トップなんですよ」と“成功例”としてヤクルト・石井打撃コーチを持ち上げて批判すれば、80歳の株主は「いつ優勝してくれるのか! 阪神の経営者から今後の決意を聞きたい」。これには百北幸司球団取締役も「必ず復調すると信じております。ご理解願いたい」と何度も頭を下げるしかなかった。

 終わってみれば質問した株主17人の中で阪神球団や甲子園に関する不満を爆発させたのは7人。野球に興味のない株主から「いい加減、阪神の質問はやめてもらいたい! 経営に関する質疑をやって!」と、株主間で“内輪もめ”する声まで出たほどの異常ぶりだった。

 同ホールディングス関係者は「近年こんな感じの総会はなかった。同じ株主から阪神の質問やめろというのは過去にないと思います」と驚いていた。昨年はチーム好調で「無風」だった総会から一転、大荒れ。この日の日本ハム戦(札幌ドーム)も7―8で落とし5割復帰を逃した。先が思いやられる。

最終更新:6/14(木) 16:35
東スポWeb

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