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〔東京外為〕ドル、109円台後半=米の対中制裁への警戒で下落(14日午後5時)

6/14(木) 17:30配信

時事通信

 14日の東京外国為替市場のドルの対円相場は終盤、米の対中貿易制裁への警戒感から1ドル=109円台後半に下落した。午後5時現在、109円92~93銭と前日(午後5時、110円62~63銭)比70銭のドル安・円高。
 ドル円は早朝、米連邦公開市場委員会(FOMC)による利上げ決定を受けた後の「利益確定の売りが強まった」(信託銀行)ことから110円10銭近辺まで下落した。その後は下げ止まり、仲値にかけては国内輸入企業によるドル買いで110円30銭前後まで上昇。その後は同水準でもみ合った。午後は、軟調な日経平均株価を眺めて一時109円90銭台まで下落。終盤は110円前後に小戻したが、欧州勢の売りが強まり、110円を割り込んだ。
 米トランプ政権が知財侵害で対中制裁を早ければ15日にも発動する方向で準備を進めているとの報道を受け、米中間の貿易摩擦が意識され「ドル円の上値は重い」(銀行系証券)という。実際に発動されれば「110円台には戻りにくい」(シンクタンク)との見方があった。目先の注目である今夜の欧州中央銀行(ECB)理事会では、量的緩和の終了について話し合われるとみられ、結果を受けて欧州金利が上昇して米金利にも波及すれば、「日米金利差が拡大してドル高・円安が進む」(同)との声も聞かれた。
 ユーロは終盤にかけ対円で小幅上昇、対ドルで上昇。午後5時現在、1ユーロ=129円91~92銭(前日午後5時、129円94~95銭)、対ドルでは1.1817~1818ドル(同1.1745~1749ドル)。

最終更新:6/14(木) 20:28
時事通信