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西武・今井がプロ初勝利 母が語る“学生時代の野球本漁り”

6/14(木) 12:02配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 西武でプロ初登板初先発初勝利は、99年の松坂大輔(現中日)以来19年ぶり。最速152キロの速球を武器に、好調なヤクルト打線を6回1失点に抑えた16年夏の甲子園の優勝投手・今井達也(作新学院)に関して、

「気迫を感じたし、ランナー背負っても顔色ひとつ変えずにすごいピッチングをしてくれた。さすがドラ1。でも、(ベンチ)裏に行くと、(八回に)浅村選手が(ダメ押しの中前適時打を)打ったとき一人でテレビを見て『わーっ』と言ったり、一喜一憂しているところはまだまだ子供だなあと思いました」

 と話すのは、この日女房役を務めた岡田(28)だ。

 180センチ、70キロ。ファームで一緒だった3年目の右腕・南川(26)は、「(寮の)食堂で一緒にご飯を食べているとき、結構少食だなと思った。お調子者でやんちゃだけど、野球に関してはすごく真面目。線は細いけど、トレーニングも一生懸命やっていた。筋肉はしっかりついているし、バネもあるので見習いたい」と言う。

 この日は両親、兄、弟と家族総出で観戦。「野菜全般が苦手。肉は大好きなので、いろんな野菜を細かく刻んで肉に交ぜて食べさせていました。本人は気付かずに食べてくれましたね」と話す母親の江利子さん(47)はこう続ける。

「中学の頃はよく『ちょっと走ってくる』と言って、自宅から本屋さんまでトレーニング代わりに走っていました。鹿沼市の端っこから街中の書店ですから、結構距離はありました。1時間以上は帰ってこなかった。行った先の書店で野球に関する雑誌や書籍を読んで帰ってくるんです」

 岩手県出身の江利子さんは中学時代、バレーボールと陸上を兼部。高校ではバレーとハンドボールで汗を流した。父親の一也さん(50)は高校まで野球部に所属していたという。

 今年2月、未成年時の喫煙が発覚。4月末まで対外試合禁止処分を受けた。試合後の本人は「今までご迷惑をかけましたけど、これからは僕が両親を支えていけるように、どんどん活躍できるように頑張ります」と宣言した。