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波乱含みの26年W杯3か国共催

6/14(木) 16:32配信

東スポWeb

【ロシア・モスクワ13日(日本時間14日)発】異例の3か国共催は波乱含みだ。国際サッカー連盟(FIFA)は総会を開き、2026年W杯を米国、カナダ、メキシコの3か国共同開催とすることを決めた。同大会から出場国は32から48に増加。試合数も64から80となり、米国で60試合、カナダ、メキシコで10試合ずつを行うが、早くも北米共催を懸念する声が出ている。

 米国のドナルド・トランプ大統領(71)の排外的な言動にカナダ、メキシコは反発し、国際社会でも米国の孤立は強まっているためだ。米メディアによると、FIFAは、トランプ政権によるイスラム圏6か国を含む8か国からの入国規制措置を問題視。トランプ氏は3月以降、FIFAに計3通の書簡を送り、開催国に選ばれれば選手や大会関係者、ファンを「差別することなく入国させる」と確約した。

 米国とメキシコとの国境沿いに壁建設を主張するトランプ氏に反発するメキシコのエンリケ・ペニャニエト大統領(51)は「両国には政治的な違いがあるが、サッカーはわれわれを結束させる」と訴える。だが国民の対米感情は冷え込み、共催を非難する声も。カナダのジャスティン・トルドー首相(46)は先進7か国首脳会議(G7サミット)閉幕後の会見で米国が一方的に発動した鉄鋼などの輸入制限を非難。反発したトランプ氏が首脳宣言を承認しないよう指示した。

 トランプ氏が26年に大統領職に就いていることはないが、米メディアは非協調的なトランプ氏の言動で3か国共催が危ぶまれていると指摘した。

最終更新:6/14(木) 16:37
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