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ノルウェー首相も高田純次さんも 「叫び」になれる場所

6/14(木) 15:28配信

朝日新聞デジタル

 東京・上野で今秋始まる「ムンク展――共鳴する魂の叫び」の記者発表会が14日にあった、東京・南麻布のノルウェー大使館がいま、ちょっとした撮影スポットになっている。塀にムンクの「叫び」から「主役」を除いた背景のみのポスターを貼り、だれでもこの前に立つことで作中人物になれる。ノルウェーの首相や外相も来日時にここで“叫び”、大使館の公式ツイッターでなりきりぶりを公開している。

【写真】イーネ・エーリクセン・ソーライデ外相も、東京に来たからには叫ぶ=5月10日、東京都港区のノルウェー大使館、同大使館の公式ツイッターから

 同大使館は3月2日、今秋開幕のムンク展に向け、展覧会の目玉、オスロ市立ムンク美術館蔵の作品をもとにしたこのポスターを貼り、「叫びウォール」と名付けた。3月20日には、2月の来日時にエルナ・ソルベルグ首相が大使公邸で叫んだ写真を、大使館が公式ツイッターに投稿。「『叫び』のポーズができるポスターが登場しました。あなたも、同じポーズで叫びの世界へ」と呼びかけた。

 5月に来日したイーネ・エーリクセン・ソーライデ外相も塀の前でポーズを取り、大使館が写真を投稿した。アーリン・リーメスタ駐日大使のほか、テレビ朝日「じゅん散歩」のロケで訪れたタレント高田純次さんも叫んだ。大使館は閑静な住宅街にあり、人通りは多くないが、SNSなどでポスターを知った人らが思い思いに叫ぶ姿を撮影して投稿。情報が拡散している。

 リーメスタ大使は記者発表の後、朝日新聞の取材に「ムンクは、ノルウェー人が成長するときに鑑賞し学んでいく対象で、アイデンティティーの一部です。私は叫びの絵の場所を何度か訪れているので、その時のことを思い出しながらポーズを取りました」と話した。

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 展覧会は10月27日~来年1月20日、上野公園の東京都美術館で。前売り券(一般1400円など)の販売情報などは公式サイト(https://munch2018.jp/)。

朝日新聞社