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<プロ野球>オリックス・中島 京セラドームで久々存在感

6/14(木) 21:07配信

毎日新聞

 ○オリックス8-2広島●(14日・京セラドーム大阪)

 戻ってきた背番号「1」がベンチの期待に応えた。左腕対策として8人の右打者がずらりと並んだオリックス打線の中で、1軍に復帰したばかりの中島が2安打2打点と存在感を示した。

 抜群の勝負強さだった。四回、先制した後の1死一、二塁。球種は関係なく「行ける球はいったろう」と打席に立った。初球の真ん中のチェンジアップをきれいにはじき返して中前へ。約2カ月ぶりの打点で気をよくすると、六回1死二塁では、左翼フェンス直撃の二塁打。「チャンスで回ってきたので『こらまた打たなあかん』と思って打席に入った」と中島。ファームで日焼けした顔に笑みがこぼれた。

 昨季はチームトップの2割8分5厘の打率を残すも、代打が中心となった今季は1割台と落ち込み、5月中旬に1軍登録を抹消された。2軍では知らない投手ばかりと対戦し、「ボールが見えたら打つみたいな感じでやっていた」。その経験で本来の積極性を取り戻した。

 チームも2試合連続の2桁安打で、ソフトバンクを抜いて開幕直後以来の3位に浮上した。貯金も今季最多の3。うまく回り始めた打線にベテランも加わり、さらに勢いは加速しそうだ。【長田舞子】

最終更新:6/14(木) 23:00
毎日新聞